「Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。」(通称エパリダ)のアニメでユーク達クローバーの夢に近づいて来ました。
世界各地に発生した反転迷宮テネブレは1つに繋がっており、無色の闇へ行くことができるとされユーク達はテネブレへ入りアビスゲートを目指しています。
今回はシャドウストーカーが大量に出て来たり、ジェミーが活躍したり懐かしい存在が出たりと盛り沢山な内容でした。
その中でアニメと原作小説ではどこが違っているのかと、違いについての感想を紹介します。
・アニメと原作小説の違いについて
・アニメと原作小説の違いについての感想
【エパリダ】アニメ22話と原作小説との違いについて
【エパリダ】アニメ22話と原作小説との違いについて紹介します。

・テネブレへ向かう途中の戦闘
・ジェミーの後悔と懺悔
・シャドウストーカーを陽動
・ジェミーのセカンドジョブ
・フィニスの酒場
以下で詳しく紹介します。
【エパリダ】アニメ22話と原作小説との違いについて ①テネブレへ向かう途中の戦闘
【エパリダ】アニメ22話と原作小説の違いは、テネブレへ向かう途中の戦闘です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・描写なし
【原作小説】
・大砂蜥蜴とバリオニクスと戦闘
では詳しく紹介していきます。
アニメでは、マストマ王子達から見送られた後すぐテネブレの前のシーンになります。
なのでテネブレまでの道のりでの戦闘シーンはありませんでした。
原作小説では、死の谷を進んでテネブレを目指す道のりでモンスターと遭遇します。
出現したモンスターは大砂蜥蜴(トカゲ)とバリオニクスです。
しかし、砂大蜥蜴はマリナに一太刀で真っ二つにされ、バリオニクスもユークのマルチクイックキャスト(多重無詠唱)の弱体魔法で弱らせマリナが止めを刺しました。
バリオニクスは、以前戦った「ザルナグ」と同じBランクモンスターでしたが「ペルセポネの祝福」がユークの中で正しく機能してるから魔法の精度が上がり勝てたのです。

スティグマタ(存在証痕)がユークの魔法を強化したんですね
【エパリダ】アニメ22話と原作小説との違いについて ②ジェミーの後悔と謝罪
【エパリダ】アニメ22話と原作小説の違いは、ジェミーの後悔と謝罪です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・第1部最後に登場
・歓迎パーティー前に謝罪
・ユークに送って貰う時に謝罪
【原作小説】
・戦闘後の食事中に謝罪
では詳しく紹介していきます。
アニメでは、第1部の9話で歓迎パーティーが始まる前とパーティー後にジェミーの家までユークが送って行く時にジェミーが後悔と謝罪を口にしました。
歓迎パーティが始まる前に「あたしはあんた達に散々迷惑をかけて…」と涙ぐみながら話します。
そして、「サイモンはバカだしバリーはもっとバカだったしカミラは舐めてた。もちろんあたしもあいつらと同じくらいクズで…」とサンダーパイク当時の事を話しました。
その時シルクが、「いいじゃないですか。今こうしているんですから」と笑顔で伝え恨んだり怒ったりしてない事を伝えます。
パーティーが終わった後ユークはジェミーを家まで送る道のりでサンダーパイク時代の楽しかった事を語り合いながら歩きました。
ジェミーは、サンダーパイクがダメになったのは「あんたの所為なんかじゃない。あたし達の所為」とユークの手を握りながら伝えます。
ジェミーは心から「償わせて」と思っており、今度こそ間違えたりしないでしょう。
原作小説では、モンスター討伐後ランチ休憩をしてる時にジェミーが後悔と謝罪を口にしました。
内容はアニメとほぼ同じでですが、謝罪の後シルクがジェミーへかける言葉が少し違います。
シルクは、「どんな状況であれ、ユークさんが五年間も肩を並べて冒険したあなただからこそ、助けられる場面があると思いますよ」とジェミーへ伝えました。
ユークはシルク達4人を無意識に生徒のように接してしまうことがありますが、ジェミーとはお互いに青臭い失敗談も共有してるためそんな態度は取れません。
ユークは「この話は終わりだ。俺たちはクローバーとして新しく冒険を始めればいいんだ。初依頼がキングスオーダーで最難関迷宮の攻略なのは申し訳ないけどな」と冗談交じりに言います。
ジェミーも涙をぬぐって「しっかりサポートしてよね」と挑戦的な笑みで返しました。

ジェミーの後悔と懺悔を仲間達が受け入れてくれて良かったです
【エパリダ】アニメ22話と原作小説との違いについて ③シャドウストーカーの陽動
【エパリダ】アニメ22話と原作小説の違いは、シャドウストーカーの陽動です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・ユーク一人で囮になる
・呪いのプリズミックミサイルでおびき寄せる
・空蝉の護符を使用
【原作小説】
・ユークとネネの二人で行う
・囮に黄金の指輪を使う
・黄金の指輪にプリズミックミサイル
では詳しく紹介していきます。
アニメでは、ネネが王廟前にシャドウストーカーが大量にいる事を報告し陽動作戦をたてユークが囮になる事を提案しました。
ユークは以前無色の闇の中のフィニスでシャドウストーカーに遭遇した時、襲ってこなかった事を思い出し原因を考えます。
ユークは、「恐らくだけどあの時シャドウストーカー達は俺がサイモンに放ったプリズミックミサイルに反応していたんだと思う」と自分の推測を話しました。
ニーベルンが「お兄ちゃんの魔法に?」と聞くと、ユークは首をふり「呪いにさ」と言い「俺が囮になる」と宣言します。
その後、王廟前でユークはペルセポネの祝福の文様を浮き上がらせプリズミックミサイルの呪文を詠唱。
すると、シャドウストーカー達はユークに一気に襲いかかり王廟の前からいなくなったのでクローバーのメンバーは王廟へ入ります。
一方ユークはシャドウストーカーに体を貫かれると「空蝉の護符」に変わりました。
偽物ユークを用意してシャドウストーカーを陽動したんですね。
原作小説では、作戦会議はほぼアニメと一緒でしたが、陽動作戦にはユークとネネ行くことになりました。
そして、グラッド・シィ=イムで発見回収された黄金の指輪に「呪い」を込めてシャドウストーカーをおびき寄せることにします。
指輪はユークが呪いを込めたプリズミックミサイルを受けたサイモンが1つの黄金になりそこから生み出されたものです。
なので「呪い」を込める媒体として適しているため陽動作戦の要として使いました。
指輪にプリズミックミサイルを込めて放つとシャドウストーカー達は群がるように移動した為王廟へ無事入ることに成功しました。

アニメと原作小説で囮作戦が違ってましたね
【エパリダ】アニメ22話と原作小説との違いについて ④ジェミーのセカンドジョブ
【エパリダ】アニメ22話と原作小説の違いは、ジェミーのセカンドジョブです。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・描写なし
【原作小説】
・セカンドジョブは赤魔道士
では詳しく紹介していきます。
アニメでは、ジェミーのセカンドジョブのシーンはありませんでした。
シャドウストーカーにエネルギーボルト(魔法の矢)を連射するシーンはありましたが、その後特にユークの過去の事やジェミーのセカンドジョブのシーンはありません。
原作小説では、シャドウストーカーと戦闘後にジェミーがユークにセカンドジョブが赤魔道士だった事を告白します。
シャドウストーカーとの戦闘時に放つ魔法のシーンはアニメとほぼ一緒でした。
サンダーパイク時代ユークが裏方のプロを目指すきっかけになったのが攻撃魔法の連射の失敗で、自分には向いてない事に気付いた出来事です。
ユークはその事に「試そうとして出来なくて落ち込んだ」とジェミーへ告げると「アタシ、覚醒した第二の職能赤魔道士だったの」とユークの耳元で言います。
ジェミーは「きっとユークに憧れてたのよね。クローバーの配信で見るユークは、たくさんの魔法をすごく早く使って一緒にいた頃とは別人みたいだった」と告白。
そして、「その、さ…かっこよかった、のよ」とうつむきながら言うジェミーにユークはその気持ちが分かるようです。
ユークの憧れのサーガも赤魔道士でたくさんの魔法を自由自在に使って見せてくれたから、ユークは自分の職能を誘ったのだろうと考えています。

憧れの人と同じ職能になるっていいですよね
【エパリダ】アニメ22話と原作小説との違いについて ⑤フィニスの酒場
【エパリダ】アニメ22話と原作小説の違いは、フィニスの酒場です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・ネネがヒドゥンマントを使用
・ユーク以外話しかけられない
【原作小説】
・ネネが普通のマント使用
・ネネが話しかけられる
では詳しく紹介していきます。
アニメでは、フィニスの酒場2階へ飛びますが、そこにいる冒険者全員はシャドウストーカーで冒険者の姿をして演じています。
1階を見ると仲良く酒を飲んで夢を語るサンダーパイクがいました。
その中でユークは罵倒されておらず他のみんなも仲良さげでパーティ内の雰囲気はクローバーのようにとてもいい感じです。
しかし、ここにいる全員シャドウストーカーなのでバレないように出口を目指します。
ネネは、ヒドゥンマンと(隠形の外套)をかぶり姿が周りの景色に溶け込んで一番前を歩いてみんなを先導しました。
ジェミーとユークは顔がバレないように布で顔を隠して通り過ぎようとしますが、ユークがサイモンに呼び止められます。
バレたかと一瞬ヒヤッとしましたが、ユークが身につけている装備をパーティのユークにも渡したいので出所を教えて欲しかった為呼び止めたのでした。
現実のサンダーパイクではありえない光景でしたが、ユークの願望が見せるものかあったはずの未来を無色の闇が見せているのかは不明です。
ユークは入手した場所を教え「行けるといいなアビスゲート」と言い流す涙を見られないように出口へ向かいました。
原作小説では、フィニスの酒場2階へ移動しサンダーパイクの姿を発見するところまではほぼ一緒です。
違うのはネネが、普通のマントをかぶって1階へおりシャドウストーカーが演じている「出迎えのウィルソン」と会話します。
その様子を見てみんな1階へおり出口を目指し移動しました。
その後のサンダーパイクとのやり取りは、ほぼアニメと一緒です。

ユークとサイモンの会話、涙が出ました
【エパリダ】アニメ22話と原作小説との違いと見た感想についてまとめ
【エパリダ】アニメ22話と原作小説との違いをまとめました。
【テネブレへ向かう途中の戦闘】
(アニメ)
・描写なし
(原作小説)
・大砂蜥蜴とバリオニクスと戦闘
【ジェミーの後悔と謝罪】
(アニメ)
・第1部最後に登場
・歓迎パーティー前に謝罪
・ユークに送って貰う時に謝罪
(原作小説)
・戦闘後の食事中に謝罪
【シャドウストーカーを陽動】
(アニメ)
・ユーク一人で囮になる
・呪いのプリズミックミサイルでおびき寄せる
・空蝉の護符を使用
(原作小説)
・ユークとネネの二人で行う
・囮に黄金の指輪を使う
・黄金の指輪にプリズミックミサイル
【ジェミーのセカンドジョブ】
(アニメ)
・描写なし
(原作小説)
・セカンドジョブは赤魔道士
【フィニスの酒場】
(アニメ)
・ネネがヒドゥンマントを使用
・ユーク以外話しかけられない
(原作小説)
・ネネが普通のマント使用
・ネネが話しかけられる
今回はシャドウストーカーがたくさん出て来て戦闘も激しかったですね。
でもそんな中でもユークはしっかりレインとイチャイチャしてましたし、女たらしも発揮していました。
ジェミーもしっかり冒険者に戻っていて新しい冒険者装束もとてもにあっていて魔法も攻撃魔法と補助魔法両方使っていて頼もしかったです。
そんな中で、フィニスの酒場でのシーンはユークだけでなく多くの人が胸が苦しくなって涙したのでは無いでしょうか。
私もうるうるしてしまいもう一度最初から見直したくなってしまいました。
もしかしたら、こんな未来があったんじゃ無いだろうか、どこで間違ってしまったのかと思うと苦しくなりますね。
今後のエパリダでもサンダーパイクで過ごした思い出やユークの過去の話が出てきたらまた涙が出るかも…
でもそれだけ感情移入してしまうほど【エパリダ】が魅力的な作品という事なので今後も楽しんで見ていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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