完結まで残り2話となった【推しの子】
アクアの葬式が行われ、親交のあった人物達が涙の別れをしている中…
かなはアクアに何とビンタをしてしまい、怒ったミヤコから叩かれております。
びっくりしちゃったね…。
ちゃんと理由があるんです!!
ただ、彼女は「約束を守っただけだ」と言って彼に思いの丈をぶつけます。
亡くなった人を叩く行為は決して許されることではありませんが、やるせない気持ちをどうするべきだったのでしょうか…
ところで、かなが言っていた「約束」とは何のことだったのか記憶が曖昧になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで、かながアクアとしていた約束について調べてみました。
約束をしたのは原作漫画の第何話なのか?
またそのときの約束の内容についてまとめましたのでご覧ください。
【推しの子】アクアと有馬かながビンタの約束をしていたのは何話?
【推しの子】アクアと有馬かなはビンタの約束をしていたのは、第146話のことです。
映画「15年の嘘」の撮影が進む中で、事務所でアクアとかなが会話しています。
アクアは自身の父親であるカミキヒカルを演じていく内に役柄に引っ張られていきます。
そんなアクアから近寄りがたいほどの暗い雰囲気が漂っていますが、かなが声をかけます。
どんな内容だったのか調べていきます。
【推しの子】アクアと有馬かながビンタの約束をしていた話の内容や詳細について
ここからはアクアとかなが会話していた内容について詳しく書いていきます。
アクアは映画「15年の嘘」でカミキヒカルを演じています。
カミキは姫川愛梨に肉体関係を迫られて芸能界の闇に引きずり込まれます。
決別する際に彼女から「私から逃げられない」と呪いとも感じる言葉を投げかけられ、すがりついたアイからも「愛しているか分からない」と拒まれます。
最終的には愛梨の夫である上原清十郎に洗いざらいぶちまけてしまい、夫妻を心中に追い込んでしまいます。
ここまでの撮影を終えて、アクアは闇落ち寸前の表情を浮かべています。
その目は黒い星を宿しており、非常に危うい状態に感じます。
かなに話しかけられたときには「このまま死んでしまいたい位だよ」と打ち明けます。
そんなアクアにかなは一呼吸を置いて、衝撃的な言葉を言います。
「言っとくけど 私はアンタが死んでも悲しんだりしないからね」
そして、アクアの頬を掴んで一気にまくしたてます。
「死体にビンタしていつもみたいに口汚く罵ってアンタなんかあっという間に忘れ去ってやるから」
「それが嫌なら冗談でも死ぬなんてもう言わないって約束して」
言葉はきついですが、温かみを感じるのは自分だけでしょうか。
長年演技に携わっているかなは言葉の持つ恐ろしさを理解しているため、アクアが軽く言ったであろうことでも完膚なきまで打ち消したかったのだと思います。
かなは絶対生きて欲しいと心から思っていて、そのことをアクアも感じたのでしょう。
瞳が元の左目のみの星型に戻っています。
すかさず、かなは
「し て」
と念押しをして、アクアも観念したのか
「分かった 約束する」
と返事します。
アクアの「約束する」という言葉に満足したのか嬉しそうな笑顔をかなは浮かべます。
そこからはアクアにかなはピザポテト&すしのこを教えて2人で明るく過ごします。
アクアもかなにはどうやら勝てないようです。
一緒にいるのが楽しいと話す様子からはアクアの本心なのでしょう。
このときの穏やかな時間が嘘のようにアクアはカミキとともに海へと沈んでいきました。
アクアは映画の企画を進めているときからカミキと決着をつけることを覚悟していたのでしょうか。
そのことを考えると、かなの笑顔に胸がギュッとなります。
アクアが約束したことは「冗談でも死ぬと言わない」でした。
きっとアクアは言葉にすることはなかったのだと思います。
ただ、この世からいなくなってしまったとなると、かなにとっては約束を破られたも同然だったのでしょう。
決して許されるような行いではないもののビンタしたら生き返るかもしれないことにすがるしかなかったのかもしれません。
【推しの子】アクアと有馬かなのビンタの約束の話についてまとめ
ここまで【推しの子】でアクアとかなが交わしたビンタの約束について調べてきました。
最後に次のようにまとめたいと思います。
最終回を直前に悲しさが溢れる【推しの子】
どんな約束も破られるのは辛いですが、こんな破られ方は胸が苦しくなります。
146話を読んでからもう一度165話を読むと
胸が張り裂けそうになりました…。
全てを知りながらも耐え続けるあかね、気持ちが爆発して涙溢れるかな、外に出られなくなったルビー
アクアを大切に思う人達は沢山います。
それぞれ最終的にどんな道を選んで生きていくのか、しっかり見ていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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