2024年10月にアニメ2期に最終回を迎えた【推しの子】
いや~よかったね!
3期制作も発表されてますます今後が楽しみです!
アニメ2期では原作の何話まで進んだのか知りたい方もいらっしゃると思います。
また、アニメオリジナル回の有無やオリジナリティ要素についても気になっているのではないでしょうか。
そこでここでは推しの子のアニメ2期と原作について調査してみました。
原作の何話まで進んだのか?アニメオリジナル回の有無やオリジナル要素があるのかどうかについてまとめてみましたのでご覧ください。
アニメ【推しの子】2期は原作の何話まで放送された?
アニメ2期では原作の2.5次元舞台編とプライベート編の2章40話分ほど進みました。
アニメ | タイトル | 原作 | 章 |
第1話 | 東京ブレイド | 第41・42・43・44話 | 2.5次元舞台編 |
第2話 | 伝言ゲーム | 第45・46話 | ↓ |
第3話 | リライティング | 第47・48話 | ↓ |
第4話 | 感情演技 | 第49・50・51話 | ↓ |
第5話 | 開幕 | 第52・53・54・55話 | ↓ |
第6話 | 成長 | 第56・57・58話 | ↓ |
第7話 | 太陽 | 第59・60・61話 | ↓ |
第8話 | トリガー | 第62・63・64話 | ↓ |
第9話 | 夢 | 第65・66・67話 | ↓ |
第10話 | カイホウ | 第68・69・70話 | プライベート |
第11話 | 自由 | 第71・72・73話 | ↓ |
第12話 | 再会 | 第74・75・76・77話 | ↓ |
第13話 | 願い | 第78・79・80話 | ↓ |
アニメ【推しの子】2期の原作との違いについて
【推しの子】2期が始まる前にアニメオリジナル回&要素について予想していました。
2期を見た上で予想の結果について調べたことをまとめていきます。。
アニメオリジナル回について
結論からいうと、基本的に原作通りに進んでアニメオリジナル回はありませんでした。
ただ、アニメならではのオリジナル要素があったので次に紹介していきます。
アニメオリジナル要素について ①予想に対する結果
ここでは原作との違いについて調べていきたいと思います。
実は放送前にどのようなアニメオリジナル要素があるのかについて予想を試みていました。
その結果についてそれぞれ説明します。
2.5次元舞台の迫力やMV収録の臨場感の増加
こちらは、予想通り「東京ブレイド」の舞台は迫力あるアクションシーンに加えて、2.5次元舞台が初心者にも分かりやすいように舞台シーンが沢山追加されていました。
本番の舞台だけではなく稽古の様子も丁寧に描かれていたので、裏側を知ることが出来ました。
舞台の幕開けのプロローグや終わりの挨拶、一部と二部を繋ぐための次に出演する役者のスクリーンもあり、ワクワク感が高まります。
MV収録もどれだけの人が関わっているのかやどのように撮影が進められるのかも分かりやすく描かれていました。
何とMV「Pop in」もアニメの中で披露されたことにテンションがMaxとなりました。
B小町の新曲MVは非常にバズったことが後々の話で分かるのですが、納得のクオリティです。
1期の簡単な振り返りや3期へのシーンの追加
2期から見始めた人に向けての1期の振り返りという訳ではなかったのですが、2期の舞台編の中心人物を紹介していました。
3期に向けては黒幕であるカミキヒカルにスポットが当たっていました。
原作で第109話に当たる片寄ゆらの命を奪うシーンが描かれおり、カミキのセリフに声が加わるとゾワッと感が倍増します。
登場人物達の表情の詳細に描写
予想にあったように「東京ブレイド」の演者達それぞれに照明を当てるかのように表情を詳しく描いていました。
メルトの努力から悔しさ、全てバネにして演技に昇華する過程は見ていて感動的でした。
PTSDも乗り越えて感情演技を習得したアクアには復讐への覚悟を感じました。
一方でプライベート編にて復讐の必要がないことが分かり、解放されたときの安堵した表情はその先の展開を知っていても思わずホッとしてしまいました。
対照的にルビーがゴローに想いを馳せながら恋バナにあかねと花を咲かせていたところからの無残な姿の発見…
闇落ちしたときのルビーの真っ黒な星はゾッとしました。
原作者と脚本家の対立部分
「東京ブレイド」の舞台化において原作者のアビ子と脚本家のGOAが対立し、この対立部分を放送してほしいと思いながらも不安要素はありました。
現実として「セクシー田中さん」のドラマ化においてトラブルが起こり、最終的に原作者の芦原さんが自ら命を絶つという悲しい結末を迎えてしまいました。
ただ、【推しの子】ではアビ子とGOAは歩み寄って、最後は2人で意気投合して納得のいく脚本を書き上げる様子を原作通りに描かれました。
良い作品にしたい想いで溢れている原作者・脚本家・制作に携わる人々がお互いに認め合って作り上げることを願ってのアニメ化のように感じました。
アニメオリジナル要素について ②その他
アニメオリジナル要素の予想はおおよそ当たっていたものの、さらに次のような原作との違いを見つけたのでご紹介したいと思います。
それぞれ説明します。
登場人物達の気持ちを詳しく描写
2.5次元舞台編では沢山のキャラクター達が「東京ブレイド」で活躍します。
キャラクター達はそれぞれ自分に向き合って自分の演技に辿り着くのですが…
その過程における心の中の葛藤がアニメーションとして流れます。
特にメルト・あかね・かな・アクアの4人は原作を知っていても感動や驚き、色々な気持ちがわき上がりました。
メルトは一番下手でも大事な見せ場の1分に全精力を注ぎ、アニメでもメルトのこれまでを走馬灯のように1分ほど描かれていました。
あかねとかなは容姿や性格、家庭環境を始め様々な面で対照的に描かれています。
それでも根本はお互いをライバルとして認めていることが伝わってくるのですが、心の中で想っていることを映像化されることで幻想的になっていました。
アクアは「東京ブレイド」のクライマックスにて感情演技が必要となり、アイを救えなかったトラウマと戦います。
原作における白・黒による表現も迫力がありましたが、アニメによるカラーも違う恐ろしさがありました。
改めてアクアがトラウマさえも演技に昇華し、復讐に対する覚悟が伝わりました。
その迫力と裏腹に復讐を終えたと早合点したときの穏やかな表情も何故か寒気がしてしまいました。
アクアが重大なミスをおかしていることにあかねは気づくのですが、復讐を早く終えたいと無意識に願っていたアクア…
その様子もアニメーションとして流れており、アクアの解放されたい気持ちが伝わってきました。
文字だけで想像するのも楽しかったですが、映像として流れるのはアニメとしての醍醐味の一つと言えるかもしれませんね。
ストーリーの一部の入れ替え
予想でも2期のアニメをスムーズに進めるために何かしらストーリーを追加すると考えていましたが、2期第1話は大胆な変更がありました。
始まりが「東京ブレイド」のプロローグのようにメインキャスト6人が決めポーズをするところから始まります。
そして、場面は舞台初日の稽古に変わります。
いきなり始まったときは驚きましたが、映画館や劇場で見ているようなワクワク感がありました。
また、原作だとアクアはかなとあかねと別々でデートするのですが、その順番が原作と逆になっていました。
かなはアクアと出かけることにソワソワして乙女になっている様子が可愛くてホッコリしますが…
あかねとのデートではアクアが父親だと考えた人物は間違っていることが判明します。
この復讐はまだまだ終わらないという絶望感を与えて2期11話のエンディングに向かいました。
そうなると、あかねとのデートを後半に持ってきた方が綺麗にまとまると感じ、思わず納得しました。
ゴローとさりなの関係性を伝える描写
2期の後半のメインはプライベート編です。
アクアとルビーが生まれた宮崎が舞台となり、2人の前世ゴローとさりなにもスポットが当たります。
キーパーソンの2人についての描写が原作よりもはるかに追加されていました。
さりなに目をかけるゴローは、この頃から兄妹のようにホッコリした気持ちになります。
思いっきり走れないさりなのために車椅子を全力で押してスピードを出すゴロー、とても復讐心の塊になるとは想像できません…
さりなはずっと恋愛としてもゴローを慕っていて、アイドルになった自分に会いに来たゴローに結婚の返事を期待している様子
ルビーの中にはさりなの魂が入っていてゴローを思い続けていることが伝わってきました。
だからこそ、その後にゴローがこの世にいないことを知ったルビーを見るのは視聴者としても辛かったです。
推しの子2期についてまとめ(原作とアニメ比較・オリジナル回)
ここまでアニメ【推しの子】2期が原作の何話まで進んだのかやオリジナル回&要素について調べてきました。
最後に次のようにまとめたいと想います。
アニメ2期が終了してすぐに3期が決定して喜んだ方も多いのではないでしょうか。
原作の残り話数も少なくなり、いよいよ完結に向かっています。
アクアの復讐が果たされるのか、ルビーの夢が叶うのかなど登場人物達がみんな幸せになって終わることを願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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