「Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。」(通称エパリダ)のアニメで世界の危機が起こり始めました。
死の谷を調査したクローバーは、モンスターの混成と戦いスタンピード(大暴走)の兆候がある事を目の当たりにします。
マストマ王子は理解がある人ですが、兄は妨害やらを仕掛けて来る人物のようで今後どのようにユークたちの前に現れるのか不安しかありません。
【エパリダ】アニメ20話で世界の危機やそれに立ち向かうクローバーの話が原作小説とどの様に違っているのか紹介します。
・アニメと原作小説の違い
・アニメと原作小説の違いについての感想
【エパリダ】アニメ20話と原作小説との違いについて
【エパリダ】アニメ20話と原作小説との違いについて紹介します。

小説は16話〜22話までのお話です。
・ウェルメリアへ応援要請
・ジェミーの役割
・死の谷の異変
・マストマの兄登場
・反転迷宮
以下で詳しく紹介します。
【エパリダ】アニメ20話と原作小説との違いについて ①ウェルメリアへ応援要請
【エパリダ】アニメ20話と原作小説の違いは、ウェルメリアへ応援要請です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・迎撃準備が整うまで1ヶ月以上
【原作小説】
・迎撃準備が整うまで3週間
では詳しく紹介していきます。
アニメでは、ウェルメリア王が冒険者派遣の要請に応じて上位ランカーを魔導飛空帆船フォルネイアを乗せて到着するまで1ヶ月かかるとベンウッドが言いました。
さらにそこから迎撃準備を整えるには何日もかかるそうです。
ユークが「今の戦力で1ヶ月いけるか?」とベンウッドに問いますが「無理だな」と即答されました。
それでもベンウッドやサルムタリアの戦力も合わせてやれることは全部やるようです。
【ウェルメリア】
・クローバーの先攻
・ベンウッド防衛戦
・錬金術を使った罠
【サルムタリア】
・一般兵
・騎士
・モンスター討伐を生業にする家
本当はサルムタリアの戦力とクローバー、ベンウッド、錬金術の罠を使えばなんとかなりそうなのですが、マストマ王子の兄が邪魔をしているようです。
なので、サルムタリアの戦力はあまり期待できません。
原作小説では、本格的な迎撃体制が整うまで3週間かかるとベンウッドは見積もります。
その後のサルムタリアの戦力確認や錬金術の罠の話し合いはアニメと一緒でした。
アニメでも原作小説でも迎撃体制を取るのに時間がかかり、冒険者がいないと言うことがこんなに国の危機になるなんて知りませんでした。

国の危機にマストマ王子の兄は邪魔しないでほしいです
【エパリダ】アニメ20話と原作小説との違いについて ②ジェミーの役割
【エパリダ】アニメ20話と原作小説の違いは、ジェミーの役割です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・王様の権限で冒険者復帰済み
・私服のまま
【原作小説】
・ベンウッドの権限でジェミー冒険者復帰
・冒険者装束に着替える
・ユークの愚痴を聞く
では詳しく紹介していきます。
アニメでは、スタンピードを止める為クローバーが王廟に速攻を仕掛けることになりました。
ユークがみんなに説明し危険な事を話し全員の意見を求めます。
しかし、ジェミーが「逃げる気ないでしょ」とユークの心中を言い当てました。
そしてジェミーは「防衛戦にはギルマスとあたしが出る」というとマリナが「ジェミーさんは一緒に来ないの」と驚いて聞き返します。
ジェミーは「ついて行きたいのは山々だけどさ復帰してばかりでまだ感が鈍ってる」と自分の現状を客観的にわかっているようです。
そして、「あんた達の背中と帰る場所は必ず守るわよ」と力強く言い「だからユークあんたはリーダーとしての判断をしなさいよ」とユークの背中を押しました。
ジェミーはめちゃくちゃカッコいいですね。
原作小説では、スタンピードに対してベンウッドの権限でジェミーを冒険者復帰させ防衛戦に参加させることになります。
ユークがクローバーのみんなと王廟へ速攻を仕掛けるという無茶をする事を説明しみんなの意見を聞いている部屋にジェミーが入ってきました。
サンダーパイクの時とは違った冒険者装束を身につけユークは、「よく似合うよ。なんていうかジェミーっぽい」と褒めます。
ユークの天然たらしが発揮されていますね。
その後のやり取りはほぼアニメと一緒です。
しかし、みんな準備のために部屋を出て行った後ジェミーが背後からユークに抱きつきました。
「もうちょっと肩の力を抜きなさいよ。あの娘たちに聞かせられないような愚痴なら、アタシが付き合うわよ」とユークに言います。
ユークは「助かる。差し当たってもうしばらくこのままでいてもらっていいだろうか」とジェミーに甘えていました。
アニメでは、ジェミーはまだ冒険者装束はオープニング曲の中でしか見れませんが、原作小説のように戦闘で見れる日が楽しみです。
そして、原作小説ではユークとの距離が近づきましたね。

ジェミー来たーとキュンキュンしました
【エパリダ】アニメ20話と原作小説との違いについて ③死の谷の異変
【エパリダ】アニメ20話と原作小説の違いは、死の谷の異変です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・ネネから異変の場所へ案内される
【原作小説】
・退却時に異変を確認
・途中休憩
では詳しく紹介していきます。
アニメでは、中継用アーティファクト設置作業中マリナが不安をユークに訴えている時ネネが戻ってきました。
ネネは「異常自体発生っす状況説明は必要っすか」と言うとユークは「道すがら聞く」と言いフィジカルエンチャントをみんなにかけます。
全員で走りネネから案内された場所へ向かいました。
そこには王廟の方に黒い球体が出現しており、それを見たユークの頬にペルセポネの文様が浮かび上がり苦しそうです。
ユークはこの場所を離れる事を決め全力疾走でラ=ジョまで戻りました。
原作小説では、不安になっているマリナをユークが安心させている時、ネネに声をかけ周囲の偵察に行ってもらいます。
その後ユークが不調を感じるところはアニメとほぼ一緒です。
ユークは「ネネが戻り次第ここを退却する」と言うとネネが「もう戻ってるっす。」と言いユークは仲間にフィジカルエンチャントをかけこの場所から退却します。
退却するときに半球状に広がる真っ黒な壁を視界の端にとらえました。
その後の退却はアニメとほぼ一緒ですが、原作小説ではラ=ジョまで後数時間後のところで一旦休憩します。
休憩場所で先ほど見た黒い半球状のものについて話し合います。
レインがユークの刻印が反応していた事と気配がした事であれが「無色の闇」であると結論を出しました。
その後、少し休んでからラ=ジョに戻ることにして「スープストック」で出たスープをのみ休憩します。
そして、、夜が開ける前にラ=ジョに戻ることができました。

黒い半球状の物体はかなり不気味でしたね
【エパリダ】アニメ20話と原作小説との違いについて ④マストマの兄登場
【エパリダ】アニメ20話と原作小説の違いは、マストマの兄登場です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・最初ユークが入室
・途中ニーベルンが入室
・ラフーマ王子途中退出
【原作小説】
・ユーク、レイン、ニーベルン入室
・ラフーマ王子途中退出描写なし
では詳しく紹介していきます。
アニメだは、死の谷から戻ったクローバーがマストマ邸に行くとラフーマが来ていて揉めていると聞かされます。
屋敷の中にはユークだけで行き部屋に入るとマストマ王子とラフーマ王子が口論していました。
ユークが死の谷で見た事をマストマ王子に報告していると、ニーベルンが部屋に入ってきて黒い球体の事を話します。
ニーベルンから話を聞いたマストマ王子は冷静に現状を理解しますが、ラフーマ王子は机を叩き「どいつもこいつも訳の分からない事をほざきおって」と怒り出しました。
さらに異変の原因がユーク達がサルムタリアに来たからだと言いだしてマストマ王子から「出て行け」と言われてしまいます。
そして、ラフーマ王子は部屋を出て行きマストマ王子は「すまぬなあの様な兄なのだ」とユークとニーベルンに謝りました。
原作小説では、マストマ王子とラフーマ王子が口論してる部屋にユーク、レイン、ニーベルンは入りました。
死の谷での事を報告し、ラフーマ王子が異変の原因をユークたちの所為にしてマストマ王子に「出て行け」と言われるところまではアニメとほぼ一緒でした。
ベンウッドが緊急事態と言って部屋に入って来るところまででラフーマ王子が部屋を退出した描写はないので最後まで部屋にいたのでしょう。

ラフーマ王子は今後色々邪魔して来そうな感じがします
【エパリダ】アニメ20話と原作小説との違いについて ⑤反転迷宮
【エパリダ】アニメ20話と原作小説の違いは、反転迷宮です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・ニーベルンが反転迷宮テネブレを教える
・反転迷宮をベンウッドは知っていた
・ウェルメリアのテネブレ出現アイオーン遺跡
【原作小説】
・反転迷宮はテネブレと名付けられる
・ウェルメリアのテネブレ出現アウ=ドレッド廃棄都市
では詳しく紹介していきます。
アニメでは、マストマ王子とラフーマ王子とユークが話してる場所でニーベルンが「反転迷宮それを古の言葉でテネブレと言うの」と教えてくれます。
アニメ16話でユークとニーベルンがさまよった何もなく上も下も分からないあの場所です。
その時ベンウッドが慌てて部屋に入ってきてかなり緊急事態のようです。
内容は世界各地でテネブレが発生しているとのこと。
【ウェルメリア】
・アイオーン遺跡
【ルーナブルク】
・サルバン都市遺跡跡群
【ポルッカス】
・リットーニ大洞穴
【サルムタリア】
・王廟
4カ国でテネブレの発生が確認されています。
ベンウッドは「16年ぶりの悪夢の再来だ」と言うとユークは「16年前にテネブレが発生していたなんて初耳だそんな記録は無い」と驚いていました。
ベンウッドは「無色の闇でテネブレを封印したのは誰だと思う」と言い極秘だった事を語ります。
ニーベルンは、無色の闇について「ここから生まれここへと帰る」「すべてのダンジョンはひとつなぎだから」と説明しました。
この言葉を聞きユークは「無色の闇はすべてのダンジョンと繋がっている。そして無色の闇にはアビスゲートがあり異世界と繋がっている」と疑問が解けたようです。
ユークは原因の元栓「アビスゲート」と閉じるためフィニスにある無色の闇を攻略する事を決意しました。
原作小説では、黒い半球状の壁は「テネブレ(反転迷宮)」と名付けられ世界各地に出現しています。
テネブレの出現した迷宮はすべてアビスゲートがあるとされている迷宮でした。
アニメと原作小説ではテネブレが出現した迷宮がウェルメリアだけ違っており、これはアニメオリジナルですね。
【ウェルメリア】
・アウ=ドレッド廃棄都市迷宮
【ルーナブルク】
・サルバン都市遺跡跡群
【ポルッカス】
・リットーニ大洞穴
【サルムタリア】
・王廟
他にも未攻略や未発見の迷宮のいくつかにテネブレが出現していますが、無色の闇の真上にある街フィニスは無事です。
その理由をニーベルンは「塔」があるから無事で、「塔」とは世界を繋ぐきざはしなのだと説明してくれます。
ユークは「塔」とは無色の闇でダンジョンコア(迷宮核)はアビスゲートだろうと推測。
つまり「元栓を閉める」とは無色の闇を攻略しアビスゲートを機能停止させれば異常現象が消えるはずということです。
そこで、ビンセント王に王命を出してAランク冒険者の招集をかけてもらうよう働きかけることに決めました。

遂に無色の闇攻略に向けて動き出すんですね
【エパリダ】アニメ20話と原作小説との違いと見た感想についてまとめ
【エパリダ】アニメ20話と原作小説の違いについてまとめました。
【ウェルメリアへ応援要請】
(アニメ)
・迎撃準備が整うまで1ヶ月以上
(原作小説)
・迎撃準備が整うまで3週間
【ジェミーの役割】
(アニメ)
・王様の権限で冒険者復帰済み
・私服のまま
(原作小説)
・ベンウッドの権限でジェミー冒険者復帰
・冒険者装束に着替える
・ユークの愚痴を聞く
【死の谷の異変】
(アニメ)
・ネネから異変の場所へ案内される
(原作小説)
・退却時に異変を確認
・途中休憩
【マストマの兄登場】
(アニメ)
・最初ユークが入室
・途中ニーベルンが入室
・ラフーマ王子途中退出
(原作小説)
・ユーク、レイン、ニーベルン入室
・ラフーマ王子途中退出描写なし
【反転迷宮】
(アニメ)
・ニーベルンが反転迷宮テネブレを教える
・反転迷宮をベンウッドは知っていた
・ウェルメリアのテネブレ出現アイオーン遺跡
(原作小説)
・反転迷宮はテネブレと名付けられる
・ウェルメリアのテネブレ出現アウ=ドレッド廃棄都市
今回は【エパリダ】アニメ第1話プロローグに登場した反転迷宮テネブレが出てきましたね。
初めて【エパリダ】アニメを見た時テネブレって何?反転迷宮って何だろうと思っていましたが、今回解決しました。
今回登場したマストマ王子の兄ラフーマ王子は、サルムタリアだけでなく世界の危機なのに全然理解していないダメダメ王子です。
今後何かしら妨害して来ないといいのですが…
そして、アニメ20話でジェミーがのセリフに思わず「かっこいい」とキュンとしてしまい、原作小説でも「ジェミー来た…」とキュンキュンしました。
今後無色の闇の攻略と世界の危機を救うという重責がユークにのし掛かりますが、クローバーや助けてくれる人達と協力して頑張って欲しいですね。
【エパリダ】アニメも原作小説もどんどん面白くなってワクワクして目が離せません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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