「Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。」(通称エパリダ)のアニメ第3部がスタートしました。
サルムタリアのマストマ王子と今後どうなって行くのかワクワクしていたので続けて第3部が放送されるなんて嬉しいです。
続きが気になるところで間が空くとモヤモヤするので製作者の方々には感謝ですね。
今回、原作小説とアニメを見比べて違いはあるのか、また発見した違いについての感想を紹介します。
・アニメと原作小説の違い
・アニメと原作小説の違いについての感想
【エパリダ】アニメ18話と原作小説との違いについて
【エパリダ】アニメ18話と原作小説の違いについて紹介します。

アニメ18話は、原作小説では1話〜9話冒頭のお話です。
・王の訪問
・ユークの仕事中毒
・クローバーのおそろいアイテム
・ジェミー活動再開
・鈍いユーク
・ユークの正妻
・シルクの過去
・ジェミーの働き
以下で詳しく説明します。
【エパリダ】アニメ18話と原作小説との違いについて ①王の訪問
【エパリダ】アニメ18話と原作小説の違いは、王の訪問です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・拠点にはユークとシルクのみ
・呼び方がビーチャ
【原作小説】
・マリナが王様と気付かず挨拶
・呼び方がビンス
・シルクが緊張しすぎて返事を噛む
では、詳しく紹介していきます。
アニメでは、クローバーの拠点にベンウッドとウェルメリア国王ビンセント5世が訪ねて来ました。
ビンセント王は、マントで顔を隠していまいたが姿を表すとユークは驚き膝をついてかしこまって挨拶をします。
国王様からは「ベンウッドの友人として来てるのだから気軽にビーチャと呼んでくれ」と言われますがユークは「とても呼べませんよ」と更に頭を下げました。
ベンウッドから「気を使わなくていいぞこいつはサーガの弟分だからな」と紹介され王様に「こいつ」と言うベンウッドにユークは呆れ顔。
シルクがお茶を運んで来た時王様の姿を見て固まりユークが「そうなるよな」と言ってシルクからお茶のトレーを受け取ります。
王様から「大切な話がある君にも同席して貰いたい」と言われシルクは放心状態でしたがユークから促され「はい」と緊張気味に答えました。
原作小説では、クローバーの拠点にベンウッドと現れ姿を見せるところまでは一緒でした。
王様は「気軽にビンスと呼んでくれ」と言っており呼び方がアニメと違っていましたね。
そして、アニメでは拠点にマリナがおり王様の顔を見ても「あれ、お客さん?ゆっくりしていってね」と普段どうりに声をかけます。
王様も「いつも配信で見ているけど実際に見ると君は一層美しいな」と褒め「えへへありがと。おじさんは何か依頼?」とマリナも普通に会話をしてました。
マリナが出かけてシルクがお茶を持ってくると固まってしまいます。
そして、王様から同席のお願いをされると「は、はひ」と返事を噛んでしまうくらいガチガチに緊張していました。

マリナは後からユークとシルクに説教されそうですね
【エパリダ】アニメ18話と原作小説との違いについて ②ユークの仕事中毒
【エパリダ】アニメ18話と原作小説の違いは、ユークの仕事中毒です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・王の訪問では注意なし
【原作小説】
・王様、ベンウッド、シルクに注意される
では、詳しく紹介していきます。
アニメでは、王様の訪問時にユークの仕事中毒に対する注意はありませんでした。
王様は、マストマ王子からの書簡のこと、王国として動く事を伝え前報酬としてユークに迷宮伯の紋章を渡します。
そして、キングスオーダー(勅命依頼)の紙にユークがサインをして王様とのシーンは終わりです。
ユークの仕事中毒に関する苦言は、アニメ16話で見られました。
ベティボア侯爵とボードマン子爵とマニエラがダンジョンから戻ったばかりのユークが仕事をしようとする姿に呆れています。
そして、クローバーメンバーにユークを休ませるように命じているシーンでした。
原作小説では、マストマ王子からの依頼、ユークの迷宮伯の話はアニメとほぼ一緒です。
王様から「サーガと違って君は少しばかり苦労人気質だね。任せるべき所はもっと誰かに任せたほうがいい」と言われます。
ユークは「俺はリーダーでサポーターです。多少の無理だってやって見せますよ」と答え王様から「仲間たちは君を助ける機会を失う」と注意されました。
それでもユークは、「仲間には助けられてばかりですよ…」と答えるとユーク以外の全員が吹き出します。
3人からユークへの苦言をまとめました。
【ビンセント国王】
・もっと周囲を良く見たまえ
【ベンウッド】
・お前は相変わらずストイックだな
・気楽にやれ
【シルク】
・無理をしてやってしまうのも
ユークさんのよくない所
・サポートが大変
・もっと助けさせて下さい
王様は「フェルディオ卿、王命だ」とまで言ってユークの仕事中毒にストップをかけようとしています。
アニメでも原作小説でもユークは働き過ぎでみんな心配しているんですよね。

そのうち本当に王命で強制的に休まされそうですね
【エパリダ】アニメ18話と原作小説との違いについて ③クローバーのおそろいアイテム
【エパリダ】アニメ18話と原作小説の違いは、クローバーのおそろいアイテムです。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・ユークが全員分お願いした
【原作小説】
・王様が全員分用意してくれた
では、詳しく紹介していきます。
アニメでは、王様にキングスオーダーの用紙にサインをする前にユークがお願いをします。
ユークは「前払いの報酬としてこれをあと6ついただけませんか?」と言い「お安い御用だ」と王様は笑顔で了承しました。
そして、空飛ぶ船「魔道飛空帆船フォルネイア」の前みんなで出航を待っているとベンウッドとママルさんがやって来ます。
そして、ママルさんから「約束の前報酬だってビーチャから預かって来ました」と言って箱を手渡されました。
中にはクローバーの紋章が6つ入っており、ユークはみんなに手渡しで紋章を渡します。
ユークは「ルン!」と呼び「ルンにもあるの?」とニーベルンは嬉しそうに受け取っていました。
ユークがジェミーに渡そうとするとジェミーは「本当に受け取っていいの?」と少し困惑顔。
ユークは「ジェミーもクローバーの一員だ」と言って手渡しました。
原作小説では、王様から迷宮伯の証の四つ葉のシロツメクサ(クローバー)の襟章(えりしょう)を渡される所はアニメとほぼ同じです。
ユークは受け取りを拒否しようとしますが、王様から「もう王議会を投資ちゃってるんだ。」とお茶目な感じで言われてしまいました。
その後、「クローバー」を船の出発前にみんな好きな場所につけておりユークから手渡された描写はありませんでした。
そして、ニーベルンには船が出港し船の中でレインとじゃれ合ってる時に髪留めとして着けてあげます。
ジェミーには船が着陸準備の時にクローバーの紋章のついたチョーカーを渡しました。
クローバーの紋章をつける意味は、「フェルディオ卿の家紋をまとう女は全てが彼の所有物である」と周囲に示し、彼女たちに危険が及ぶのを防止するためです。
それで王様が全員分用意してくれたんですね。
アニメでは、ユークが全員分お願いして原作小説ではユークのお願い部分はありませんでしたが、王様が用意してくれて良かったです。

みんなでお揃いのアイテムを付けるというマリナの願いが叶って良かったです
【エパリダ】アニメ18話と原作小説との違いについて ④ジェミーの活動再開
【エパリダ】アニメ18話と原作小説の違いは、ジェミーの活動再開です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・王様から特別許可
【原作小説】
・ギルド職員としてベンウッドに同行
では、詳しく紹介していきます。
アニメでは、フォルネイア号へ乗船準備にジェミーも一緒に来ていますが服装が普段着で冒険者の格好をしていませんでした。
ユークからクローバーの紋章を手渡された時「まだ冒険者の資格停止期間中だし…」と一緒に冒険に行けない為紋章を受け取っていいのか不安な顔をしています。
その時ベンウッドが「ビーチャからこれをもらって来たんだ」と言いながら紙を渡しました。
その用紙は「特赦(とくしゃ)」の内容が書かれたものでベンウッドから「王が特赦を出してくれた。ジェミー・オーセンは今日から冒険者として復帰できる」と伝えます。
ベンウッドは笑顔で「良かったなジェミー」と言いクローバーのみんなも「ジェミーさんと一緒に冒険するの楽しみ」と大喜びでジェミーを歓迎しました。
ママルさんから「弟さんの事は心配いらないわ」と言われ「よろしくお願いします。ママルさん」とジェミーは頭を下げお願いします。
原作小説では、冒険者ギルドからの人員としてベンウッドが同行することとなり、ジェミーも手伝いとして同行することになりました。
ベンウッドから「国の外でわしの手伝いなら人目は少ない。好きなだけユークと一緒にいられるぞ」とからかわれます。
その後、アニメ17話であったドゥナで行方不明になったユークを心配していたジェミーがベンウッドによって語られました。
ここは小説とアニメで違っていますね。
また、ベンウッドは「ジェミーも再登録になればクローバーに入れるんだろ?」と聞かれ「ジェミーが嫌じゃなかったら」とユークは答えます。
ジェミーは、「今度はきっと頑張るから。アンタに迷惑かけないように」と言い復帰後クローバーに入る事を約束しました。

ジェミーがクローバーとして活躍する姿が早く見たいです
【エパリダ】アニメ18話と原作小説との違いについて ⑤鈍いユーク
【エパリダ】アニメ18話と原作小説の違いは、鈍いユークです。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・クローバー女子全員から非難
【原作小説】
・マリナ、シルク、ネネ、レインから非難
では、詳しく紹介していきます。
アニメでは、みんなが寝る準備をしてる部屋にユークが尋ねて来てサルムタリアでの今後の事について話します。
ユークは、「出港前に渡した徽章(きしょう)は迷宮伯ユーク・フェルディオ卿の所有物と言う意味がある」と伝えました。
サルムタリアの国柄とドゥナであったトラブルからみんなを守れる事を説明します。
ニーベルンが「ルン達みんなお兄ちゃんの奥さんと言う事だね」と無邪気に言うと「建前(たてまえ)だから」とユークは慌てて否定。
それに対し女性陣から不満が続出したので一覧にまとめました。
【マリナ】
・ちょっと鈍すぎだよね
【シルク】
・先生らしいと言えば先生らしい
【レイン】
・鈍感力が強すぎる
【ネネ】
・こういう事はダメダメっすよね
【ジェミー】
・ユークは昔からそうよ
【ニーベルン】
・お兄ちゃんらしい
ユークはずっと「建前」を強調していましたが、みんなはユークに今までアプローチを沢山していたのに全然伝わってない事に不満だったんでしょう。
原作小説では、サルムタリアの様式に合わせてサブリーダーの正妻や女主人を誰にするかを話し合っていました。
その中でユークは、「よくよく考えれば、彼女達に俺の知らない想い人や恋人がいたら…」と考えクローバーの紋章を外していいと言ってしまします。
その事について女性陣からユークを責める内容が出てきました。
【マリナ】
・朴念仁すぎだよね
【シルク】
・ショックです
・泣きそうです泣いていいですか
【レイン】
・あまりにもニブい
・ボクらにあそこまでさせておいて
【ネネ】
・絶対何か勘違いしてるっすよ
ユークは自分のどの発言がダメだったのか全く分かっておらず、首をひねっていました。
「少しみんなに無理なお願いをしたんじゃないかと思って。俺の知らないパートナーがいるかもしれないじゃないか」とさらに失言。
みんな盛大にため息を吐きました。

ユーク…少しはみんなの気持ちに気づいて欲しい
【エパリダ】アニメ18話と原作小説との違いについて ⑥ユークの正妻
【エパリダ】アニメ18話と原作小説の違いは、ユークの正妻です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・レインが正妻
・揉めない
【原作小説】
・最初シルクにお願い
・揉める
・最終的にレインに決める
では、詳しく紹介していきます。
アニメでは、ネネが「現地の人に女主人について尋ねられたらどうしたらいいっすか?」と質問されました。
サルムタリアでは女主人と呼ばれる正妻が複数の妻を取りまとめるそうです。
ユークは「じゃあレインに頼もう」とお願いしました。
みんなも賛成して揉めることなくレインに決まります。
ここは、原作小説と違う部分ですね。
原作小説では、シルクがサブリーダーという事でユークはシルクに正妻をお願いしました。
しかし、みんなは不満げな顔で自分もユークのお嫁さんなので正妻は自分もやりたいと言い出します。
シルクは「サブリーダーという名称が地域と状況に合わせて変化しただけですよ」と言いみんなを落ち着かせようとしました。
その後、シルクの家族にユークの妻という情報が知られないためレインが女主人となりシルクはサブリーダーとして同席する事にします。
アニメと原作小説では女主人の決め方が違っていましたね

レインの旦那様呼びに赤面するユークは可愛いです
【エパリダ】アニメ18話と原作小説との違いについて ⑦シルクの過去
【エパリダ】アニメ18話と原作小説の違いは、シルクの過去です。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・描写無し
【原作小説】
・族長の孫
・家出同然に森を出た
では、詳しく紹介していきます。
アニメでは、シルクの過去の話はまだ出てきていません。
アニメ6話でシルクが冒険者を目指したきっかけは話していましたが、出自や家族の事などは語っていません。
今後、アニメでも原作小説のように過去のことを話してくれると思います。
楽しみに待ちましょう。
原作小説では、サルムタリア冒険の時だけシルクに正妻になって貰うようお願いしましたが、シルクは外に漏れるのが嫌のようでした。
理由は、シルクが族長の孫で家で同然に森を出たため祖父が大変心配をしているそうです。
そして、ユークの事をあまり快く思っていないのだとか…
なのでサルムタリアのミッション中にシルクがユークの正妻という事を配信されると連れ戻されてしまう可能性が出て来る事をシルクは心配していました。

冷静なシルクが家出同然に飛び出していたなんてビックリです
【エパリダ】アニメ18話と原作小説との違いについて ⑧ジェミーの働き
【エパリダ】アニメ18話と原作小説の違いは、ジェミーの働きです。

まずは一覧にまとめました。
【アニメ】
・描写無し
【原作小説】
・ジェミーが優秀
・ベンウッドもジェミーを褒める
では、詳しく紹介していきます。
アニメでは、まだジェミーが活躍するシーンは出てきませんでした。
しかし、しかし公式でもジェミーの冒険者衣装が変わっていますし、オープニング曲の映像でも魔法で戦うジェミーが描かれています。
なので、今後ジェミーの活躍が見られるでしょう。
原作小説では、フォルネイア号でマーシュ湖に着陸して湖岸で一泊する段取りが話し合われていました。
ベンウッドは「魔物除けの香も持ってきてるし、一晩くらいはなんとかなるだろう」と言ってユークはちゃんと準備してる事に感心します。
しかし、それはジェミーが用意したものでした。
ジェミーの働きを一覧にまとめて紹介します。
・魔物除けの香の準備
・荷下ろし用のロープの指示
・下船順序の説明
・野営装備の一部荷解き
ジェミーはギルマスより仕事してますね。
ベンウッドも「マジで優秀だろ、ウチの職員はよ」と言うとユークも「驚いたな本当に優秀だ」とジェミーを褒めます。
サンダーパイクの時はユークをアゴで使って水まで注がせていたのに変わっていてユークは驚いたようでした。
ジェミーは「アンタを見習っただけだし…」と照れながら言うとアニメ17話であったジェミーのユークを助ける張り切りぶりをバラされます。
その後、ユークは冒険者復帰後クローバーに誘いベンウッドの前で堂々とギルド職員引き抜きを行いました。

ジェミーは本当に変わりましたね
【エパリダ】アニメ18話と原作小説との違いと見た感想についてまとめ
【エパリダ】アニメ18話と原作小説の違いについてまとめました。
【王の訪問】
(アニメ)
・拠点にはユークとシルクのみ
・呼び方がビーチャ
(原作小説)
・マリナが王様と気付かず挨拶
・呼び方がビンス
・シルクが緊張しすぎて返事を噛む
【ユークの仕事中毒】
(アニメ)
・王の訪問では注意なし
(原作小説)
・王様、ベンウッド、シルクに注意される
【クローバーのおそろいアイテム】
(アニメ)
・ユークが全員分お願いした
(原作小説)
・王様が全員分用意してくれた
【ジェミー活動再開】
(アニメ)
・王様から特別許可
(原作小説)
・ギルド職員としてベンウッドに同行
【鈍いユーク】
(アニメ)
・クローバー女子全員から非難
(原作小説)
・マリナ、シルク、ネネ、レインから非難
【ユークの正妻】
(アニメ)
・レインが正妻
・揉めない
(原作小説)
・最初シルクにお願い
・揉める
・最終的にレインに決める
【シルクの過去】
(アニメ)
・描写無し
(原作小説)
・族長の孫
・家出同然に森を出た
【ジェミーの働き】
(アニメ)
・描写無し
(原作小説)
・ジェミーが優秀
・ベンウッドもジェミーを褒める
第3部が始まって本格的にサルムタリアでの冒険がスタートと言った感じでしたね。
一番びっくりしたのは、国のトップである国王が普通にクローバーの拠点に現れベンウッドと親しくしておりサーガの弟分ということでした。
そして、以前ドゥナでマリナがクローバーお揃いのアイテムが欲しいと言っていたことが今回王様のおかげで叶って良かったです。
これを付けていればサルムタリアで迷惑な人に絡まれる心配もないですね。
そして、原作小説とアニメではジェミーの冒険者活動の再開が違っていましたが、一緒にサルムタリアでの冒険が出来るようでホッとしました。
恋愛の方はユークの鈍感が本当に悲しいくらいに炸裂してしまってクローバー女子達が可哀想になってしまいますね。
今後サルムタリアでの冒険や恋愛がワクワクする展開になる事をを楽しみにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【この記事を書いた人】
コメント