2025年4月からアニメ放送が開始した人気漫画【ボールパークでつかまえて!】
魅力的な女性キャラが多く登場し、女性審判として活動する羽沢小春もその1人です。
高校時代に想いを寄せていた鈍感な獅子尾とプロ野球の世界で再会します。
そんな2人の恋愛模様について過去のエピソードと合わせて実際の女性審判についても調べてみたので、よろしければ最後まで読んでみてください。
・【ボールパークでつかまえて!】小春と獅子尾の過去のエピソード
・【ボールパークでつかまえて!】小春と獅子尾の名シーン
・【ボールパークでつかまえて!】実際の女性審判
女性審判「羽沢小春」と獅子尾の恋愛模様について
女性審判として活動する小春はモーターサンズの人気選手である獅子尾に高校の頃から想いを寄せているようです。
まずは2人の簡単なプロフィールを紹介しておきます。

羽沢小春
年齢:25歳(シーズン2年目のキャンプ)
→27歳(シーズン3年目)
職業:審判(関東勤務)
ポイント:若くして一軍キャンプの審判を務める美人ながらも恋愛に奥手

獅子尾一磨
年齢:25歳(シーズン1年目)
→27歳(シーズン3年目)
ポジション:4番ショート
出身高校:大阪光陰
ポイント:キャプテン&イケメン選手として女性人気が高いながらも恋愛はヘタレ気味…
それでは2人の高校時代のエピソードから調べてみたいと思います。
女性審判「羽沢小春」と獅子尾の恋愛模様について ①過去のエピソード
小春と獅子尾の2人には次のような思い出があります。
・小春との関係を親友と信じ切る獅子尾
・先輩と対立する獅子尾を励ます小春
・仲良し4人組で語り合った将来の夢
それぞれ説明します。
過去のエピソード ①小春との関係を親友と信じ切る獅子尾
小春と獅子尾は高校でそれぞれ野球部に所属していました。
野球が大好きな2人は気が合って仲良くしていた様子
クリスマスもお正月も一緒に過ごしており、周囲から見てもカップルと認識されていましたが…
なんと獅子尾は小春との関係は友情と心底思っていたようです。
小春は恋愛感情として獅子尾に好意を寄せていたので、余りのショックに周囲に隠しきれず複数の女子生徒から責められていました。

獅子尾は野球に夢中のあまりに恋愛に関しては非常に疎かった模様
獅子尾としては始まってもいないと納得できないまま小春との青春は終わりました。
2人はプロ野球の世界で審判と選手として再会します。
プライベートで親しくすることが御法度の野球界で小春と獅子尾の関係がどのように変化していくのか、これからの展開が気になります。

小春はもちろん、獅子尾の表情もまだまだ高校のことを引きずっていそうですね…
過去のエピソード ②先輩と対立する獅子尾を励ます小春
獅子尾は高1から既に頭角を現しており4番バッターとして活躍しています。
プレッシャーに耐える機会が多かった獅子尾は周囲からするとメンタルが強く思われがちですが…
野球への熱意が強すぎてチームメイトと衝突することもしばしば
上手くいかずに1人で落ち込む獅子尾に小春は「自分だけは絶対味方でいる」と伝えます。

その言葉に肩を震わす獅子尾、入部当初からエースを背負うプレッシャーというのは半端なものではないと伝わります。
小春の支えは高校時代の獅子尾にとって大きな支えだったのでしょう。

2人の強い信頼関係が伝わってくる場面
心を許していないと弱さは見せられないものですよね…
過去のエピソード ③仲良し4人組で語り合った将来の夢
高校時代の友人の結婚式に参加した小春と獅子尾
新婚夫婦と合わせて4人でいつも過ごしたほどの仲良しでした。
プロフィールムービーでは小春と獅子尾はカップルにしか見えないほどの様子
周囲からもからかわれていました。
結婚式では小春と獅子尾が友人スピーチをすることになり、獅子尾は高校時代の話をします。
実は周囲と上手くいかずに野球を辞めたいと思った時期もあった獅子尾
そんなときに3人が将来の夢についてキラキラとした表情で語っていたことで負けまいと奮起したと話します。

3人がいなかったらプロ野球選手の獅子尾はいなかったのかもしれないと思うと、カップルの2人を始め小春の存在は大きいと改めて感じます。
ただ、野球が大好きな獅子尾が辞めたくなるほどの人間関係に恋愛脳はどんどん封じ込められたのかもしれませんね…
ちなみに小春はもし野球を辞めていたら獅子尾と今頃結婚していたりしたのかと一瞬でも妄想してしまい、「最低」とすぐに取り消そうとしていました。
獅子尾のことを本当に応援しているからこそ小春は今の自分の気持ちを伝えることは控えているのでしょう。

2人の立場を思うと…
切なくなりました…
女性審判「羽沢小春」と獅子尾の恋愛模様について ②名シーン
高校時代が終わり、プロ野球で再会した2人にはどんな雰囲気なのかについて名シーンを通して紹介したいと思います。
・振った・振らないのやり取り
・プロとして振る舞う小春
・気が合いすぎる2人
・携帯番号を消去する小春
それぞれ説明します。
小春と獅子尾の名シーン ①振った・振らないのやり取り
シーズン2年目に向けてのキャンプにおいてバッターボックスに入った獅子尾
女性審判のわずかな振りも見逃さないジャッジに焦り出します。
ストライクを取られた際にその女性が小春だと気づいて高校の頃に振り逃げと責められた思い出までよみがえり…
慌てて「振ってない」と言い張り、小春と小競り合いになります。

バット自体は振っているので周囲も不思議に思っています。
ここの振った・振らないのやり取りはコントのようでした。
その後に2人で少し話すのですが、お互いに気になっている雰囲気に焦れったい気持ちになります。


表情だけでも2人を意識していることがビンビンに伝わります。
小春と獅子尾の名シーン ②プロとして振る舞う小春
シーズン2年目、獅子尾は人気選手故にアンチ動画などというものが作られてしまいます。
獅子尾は4番バッターとして活躍しつつも実は自身はパフォーマンスに自信を持てずにいた様子
アンチ動画の中でそのことを指摘されて、獅子尾は引っ掛かってしまい焦り出します。
そして無茶な走塁をしてアウトになった際に審判に食ってかかり揉めてしまいます。
態度が悪いと判断され、最終的に責任審判だった小春によって退場を言い渡されます。

プロ野球審判員としてフェアな判断を徹底しました。
「ずっと見方でいる」と高校の頃に部活で先輩と揉めて1人になった獅子尾に言った言葉と相反するもの…
退場と告げた後の表情は描かれていませんが、やや下を向いている姿に小春の複雑な気持ちが伝わります。


小春も獅子尾もプロ…
見ていて辛い回でした…
小春と獅子尾の名シーン ③気が合いすぎる2人
シーズンオフを楽しんでいた獅子尾は行く場所行く場所で小春に会います。
牛丼屋、映画館、町の野球用品店…
特に映画観では観たいものまで一緒で店員さんからカップルシートまで勧められます。

軽く誘う獅子尾に対して小春は頑なに離れていきます。
町の野球用品店では新しいグローブをねだる少年にまだまだ使えると話す小春を見つけて一緒にグローブの奥深さについて語ります。

またまた2人はお互いが気になりながらもモジモジしたままです。
そこで小春は審判員と選手の交流が御法度なことを改めて話します。
獅子尾の試合を審判できなることが嫌だと、小春の気持ちを知って頬を赤らめて納得していました。

行きたい場所がどこもかしこも一緒なんて相性ピッタリとしか言えませんね♪
小春と獅子尾の名シーン ④携帯番号を消去する小春
さらに小春は獅子尾に携帯番号が変わっていないかどうかを尋ねます。
獅子尾はそのままだと言って、はたまた軽くいつでも愚痴を聞くなんて話してしまいます。
そのままお互い帰路につくのですが、小春は獅子尾の番号を消去します。

先ほど審判員と選手の交流がタブーだと言われたばかりなのに獅子尾はあっさりと地雷を踏みます。
だからこそ小春の方がしっかり線引きしているのでしょう。
彼女のプロ意識の高さがすごいと思いながらも切ない気持ちになります。

小春と一緒に「一磨のバカ」と言いたくなりました。
女性審判って実際にいるの?
ここまで小春と獅子尾の過去のエピソードや息ぴったりな2人の様子について紹介してきました。
実際に野球の世界において女性審判はいるのでしょうか。
調べてみると現在のところプロ野球に加えて高校の全国大会で活動している審判員がいない状態のようです。
ただ、2025年の春の軟式交流試合in甲子園では7人の女性審判員が参加することが決まっていて着実に女性審判員の活躍が増えてきているようです。
甲子園に向けての予選大会などで次のような女性審判員が活躍しています。
・藤原三枝子
・佐藤加奈
・岩男香澄
それぞれご紹介します。
実際にいる女性審判 ①藤原三枝子
まずは女性審判のパイオニアとして知られている藤原三枝子さんについて紹介します。

【職業】
保健師
【経歴】
(1999年)
・高野球連の審判員として登録
・甲子園神奈川地区予選に審判として参加
(2008年)
・第3回女子野球ワールドカップの審判に抜擢
(2012年)
・第5回女子野球ワールドカップの審判に抜擢
(2016年)
・アマチュア野球公認国際審判員(S級)に認定
(2018年)
・国際審判員を引退
保健師として働き、3児の母でもありながら審判としても活躍した藤原さん
ミスジャッジに涙した少年を見て野球審判員を目指して、周囲の反対も押し切ってアメリカの養成学校に通うなど圧倒的な行動力でキャリアを積みました。
50歳を過ぎていながらもワールドカップの実績や数少ない女性審判などを合わせて特例として国際審判員に認定されました。
実際にいる女性審判 ②佐藤加奈
続いて阪神大学・東京都高等学校野球連盟における初の女性審判の佐藤加奈さんについて紹介します。

【生年月日】
1986年10月2日
【職業】
中学教諭(保健体育)
【経歴】
(2017年)
・阪神大学野球連盟の春季リーグで審判デビュー
・秋季リーグの2部リーグで球審
・女子野球アジアカップの審判に抜擢
(2018年)
・阪神大学野球連盟の春季リーグの1部リーグで球審デビュー
・大阪高等学校野球連盟・大阪市中学校体育連盟に所属
・高校野球の審判デビュー
・WBSC女子野球ワールドカップの審判に抜擢
(2019年)
・WBSC U-18ワールドカップの審判に抜擢
(2020年)
・東京都高等学校野球連盟審判部に所属
・東東京大会で審判・球審に抜擢
・国際審判員に認定
(2021年)
・出産
・全国高等学校女子硬式野球選手権大会で審判に復帰
大学から野球を始め、教師として野球部の顧問を担当することになりました。
そして、指導の幅を広げるために審判講習会に参加したことから審判への道を本格的に歩み始めました。
選手も続けていてアクティブに活動し、甲子園の審判を目指して着実にキャリアを積んでいるそうです。
実際にいる女性審判 ③岩尾香澄
最後に全国審判講習会に参加して甲子園に向けて着実にキャリアを積んでいる岩尾香澄さんについて紹介します。

【職業】
看護師
【所属】
神奈川高校野球連盟
【野球経験】
蒲田女子校の高2春大会で全国制覇
【審判員デビュー】
2018年
普段はシフト制の病院で看護師として勤務する岩尾さん
高校時代に全国制覇するほど野球の実力を兼ね備えています。
激務でありながらも日々の勉強をかかさず、甲子園での全国審判講習会に参加していて野球への強い気持ちが伝わります。
【ボールパークでつかまえて!】女性審判「羽沢小春」と獅子尾の恋愛模様についてまとめ
ここまで女性審判として働く小春とスター選手の獅子尾との恋愛模様について紹介しました。
最後に次のようにまとめていきます。
【羽沢小春&獅子尾一磨のプロフィール】
(羽沢小春)
・27歳(シーズン3年目)
・関東勤務の審判
(獅子尾一磨)
・27歳(シーズン3年目)
・4番ショート
【小春と獅子尾の過去のエピソード】
・高校時代の野球仲間
・小春は恋愛的な好意
・獅子尾は鈍感過ぎて親友の認識
・小春は孤立しがちな獅子尾の心の支え
・小春含めた友人3人と語り合った夢が今の獅子尾
【小春と獅子尾の名シーン】
・振った・振らないのやり取り
・プロとして振る舞う小春
・気が合いすぎる2人
・携帯番号を消去する小春
【実際の女性審判】
(藤原三枝子)
・女性審判のパイオニア
・国際審判員に任命
・2018年に審判を引退
(佐藤加奈)
・中学野球部の指導向上のために審判を勉強
・国際審判員としても活躍
・甲子園予選大会で審判&球審に抜擢
(岩男香澄)
・野球部として高2春の大会で全国制覇
・看護師&審判の2刀流
・甲子園での全国審判講習会に参加
小春と獅子尾は高校時代に強い絆があったものの獅子尾のあまりの鈍感さによりバラバラに…
プロの世界で再会しても親密になることが御法度とされる審判と選手という立場にヤキモキする場面が多々あります。
本当は小春のことが気になって仕方ないであろう獅子尾ですが、恋愛において鈍さは健在で色々とやらかします。
そんな中でも審判のプロを貫き通す小春に幸せになってほしいと願うばかりです。
現実世界では男性がまだまだ中心の野球の審判ですが、着実に女性審判の活躍が増えているのも事実です。
甲子園に女性審判が登場する日も近づいているのでは期待がかかります。
【ボールパークでつかまえて!】もリアルな野球も楽しんでいきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【この記事を書いた人】
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