タコピーの原罪とドラえもんの共通点や登場する秘密道具についてまとめ

タコピーの原罪とドラえもんの共通点や登場する秘密道具についてまとめ アニメ
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6月からアニメ配信が始まったタコピーの原罪はドラえもんと似ているのではという噂があるそうです。

言われてみればタコピーとドラえもんには共通点があるように感じます。

そこで、今回はタコピーの原罪とドラえもんについて道具などに注目して調べたことを元に考察してみたので、よろしければ最後まで読んでみてください。

このブログ記事でわかること

・【タコピーの原罪とドラえもん】共通点
・【タコピーの原罪とドラえもん】道具

・【タコピーの原罪とドラえもん】似ている理由

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タコピーの原罪とドラえもんの共通点

タコピーの原罪とドラえもんには共通点があるのか調べてみると、次のようなことが挙げられます。

タコピーの原罪とドラえもんの共通点

・登場人物
・舞台
・目的
・メッセージ

それぞれについて説明します。

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タコピーの原罪とドラえもんの共通点 ①登場人物

2つの作品において登場人物達の立ち位置が似ているように感じます。

タコピーの原罪ドラえもん
主人公(ヒロイン)しずかのび太
お世話係タコピードラえもん
いじめっこまりなジャイアン
頼れる存在出来杉
しずか[第1話]、タコピー[第1話]、まりな[第2話]、東[第2話]
のび太、ドラえもん、ジャイアン、出来杉(ドラえもん最新ひみつ道具大事典【小学館】)

タコピーの原罪の主人公しずかは、ドラえもんのヒロイン源しずかを意識して名付けられたのではとも考えられます。

ドラえもんはのび太の未来を安定したものにするために22世紀からはるばるやってきて、タコピーもしずかを笑顔にしようと奮闘します。

タコピーもドラえもんも頑張る気持ちが強いもののどこか抜けているため失敗も沢山してしまうというのも似ていますね。

家庭環境の影響も大きいですが、しずかも基本的に宿題をサボりがちで目の前の遊びに夢中になってしまいます。

それでも自分もお腹空かせていることが多いのにタコピーに自分のパンをあげる心優しい一面を持っています。

怠け者だけど優しい性格ののび太と似ていると感じます。

まりなをいじめっこというのは生ぬるい表現かもしれませんが、ポジション的にジャイアンと一緒になるのではと思われます。

さらに真面目な優等生としてピッタリなのは、タコピーの原罪の東、ドラえもんの出来杉のように感じます。

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タコピーの原罪とドラえもんの共通点 ②舞台

タコピーの原罪とドラえもんの共通点として物語が展開する舞台も挙げられます。

タコピーの原罪を読んでいて、気になった場所として次のようなものがあります。

タコピーの原罪でドラえもんを彷彿させる場所

・土管
・林

左:[第1話]、右:[第3話]

しずかとタコピーが初めて出会った場所は公園の土管

3本積み重なった土管を見て思わず、ドラえもんの空き地がピンと出てきました。

また、しずかがまりなに人通りのない林の中に呼び出されたときは、何故かのび太達が子供のみで裏山で遊ぶシーンを思い出しました。

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タコピーの原罪とドラえもんの共通点 ③目的

タコピーもドラえもんも目的は人助けと考えられます。

タコピーはしずかにパンをもらったお礼にハッピー道具を用いて彼女を笑顔にしようと奮闘します。

また、ドラえもんはのび太の将来を安定したものにするために未来から訪れてひみつ道具で助けます。

2人とも誰かの幸せのために頑張る姿が健気で読者としては彼らを応援したくなります。

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タコピーの原罪とドラえもんの共通点 ④メッセージ

タコピーの原罪とドラえもんでは雰囲気がかなり違いますが、伝えたいメッセージは同じなのではと感じます。

2つの作品とも環境や状況を道具で変えることは結局何も問題は解決しない、自分を変えて1人ではないと気づくことが大切だと言いたいように思います。

タコピーの原罪ではハッピー道具を使えば使うほど、状況が悪化していきます。

そして、タコピーの消滅とともに最後のタイムリープでしずか・まりな・東はタコピーの記憶が無い状態で人生をやり直します。

詳しくは描かれていませんが、それぞれの家庭環境は大きく変わらずとも心を打ち明けられる友人の存在により最悪な状況から脱却しています。

1話完結型のドラえもんでもひみつ道具で楽をしようとすると結局、もっと大変なことになるというオチが多いです。

「ドラえもんに休日を」ではひみつ道具が全く登場しないでのび太が自分で問題を解決します。

何かのために呼び出しボタンを渡されていましたが、のび太はいじめっ子達に追い詰められてもボタンを壊して覚悟を決めます。

その姿を見たジャイアンとスネ夫がのび太に力を貸して無事に解決し、ドラえもんにも「いつもの日だった」と報告しました。

ドラえもんからも問題が起きたときに道具に頼るのではなく、自分で考えて周囲と協力することの大切が伝わってきます。

タコピーの原罪もドラえもんも他人と過去ではなく自分と未来を変えようとする気持ちが大事だと言っているのではと感じます。

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タコピーの原罪に登場する秘密道具について

タコピーの原罪では、しずかを手助けするために色々なハッピー道具が登場します。

調べてみると、これらのハッピー道具はドラえもんのひみつ道具に似ているものがあるようです。

タコピーの原罪ドラえもん
ハッピーカメラ
(写真を撮った時に戻れる)
おくれカメラ
(少し前のことが写る)
パタパタつばさ
(軽ければ空を飛べる)
バタバタフライ
(蝶のように自由に飛べる)
仲直りリボン
(小指を繋げると仲直りできる)
結びの糸
(互いに結ぶと10分間くっつく)
お花ピン
(頭に挿すと周囲に花に見える)
石ころ帽子
(被ると石ころ同様に認識される)
正論くん
(的確なアドバイスをくれる)
ミチビキエンゼル
(一番よい答えを出す)
思い出ボックス
(そのままの状態で保存)
タイムカプセル
(新しいまま保存)
へんしんパレット
(目的の人そっくりに変身)
変身ドリンク
(頭に浮かんだものに変身)
土星ウサギのボールペン
(土星ウサギの鳴き声が出る)
該当なし
(ペン型の道具は多数)
大ハッピー時計
(時間旅行ができる時計台)
タイムマシン
(過去・未来に自由に行ける)
ハッピーカメラ【1話】、パタパタつばさ【5話】、仲直りリボン【1話】、お花ピ【5話】ン、正論くん【1話】
思い出ボックス【3話】、へんしんパレット【1話】、土星ウサギのボールペン【5話】、大ハッピー時計【5話】
画像引用元:ドラえもん最新ひみつ道具大事典【小学館】

可愛らしいデザインに便利なようで少し頼りなさもある道具達にはホッコリするものがあります。

ハッピー道具にも秘密道具にも相手の困り事を解決したいという気持ちが伝わってきます。

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なぜタコピーの原罪はドラえもんに似ているの?

ここまでタコピーの原罪とドラえもんの共通点や登場する道具の比較をしてきました。

2つの作品は似ていることが分かりましたが、なぜなのでしょう。

ズバリ、作者タイザン5先生がドラえもんを意識していたからです。

タイザン5先生自身がドラえもんを好きで、暗い感じに描いてみようとしたことが始まりだそうです。

さらに家庭問題にも焦点を当てたいという思いもあったと話しています。

ドラえもんでものび太・しずか・スネ夫・ジャイアンそれぞれの家庭に一般的・上品・お金持ち・自営業と特徴があります。

タコピーの原罪ではしずか・まりな・東の3家庭も放置子・家庭崩壊&虐待・脅迫気味な教育とそれぞれベクトルの異なる問題を抱えています。

タイザン5先生がドラえもんを意識しているからこそ登場人物や設定に共通点があるのでしょう。

そして現代の闇深い家庭問題にもスポットを当てているのでタコピーの原罪は陰湿なドラえもんという印象を与えるのかもしれません。

暗い展開の多いタコピーの原罪ですが、ただ残酷な現実を突きつけたいのではないと思います。

自分ではどうしようもない理不尽な環境にいれば己のことで精一杯になるのは必然です。

それでも1人ぼっちのままではなく一緒に支え合える人に出会えると信じて、今を懸命に生きて欲しいと伝えているのではと感じます。

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タコピーの原罪とドラえもんの共通点についてまとめ

ここまでタコピーの原罪とどらえもんの共通点について調べて紹介してきました。

最後に次のようにまとめたいと思います。

タコピーの原罪とドラえもんの共通点についてまとめ

【共通点】
・登場人物
・舞台
・目的
・メッセージ

【道具】

(ハッピー道具)
・ハッピーカメラ
・パタパタつばさ
・仲直りリボン
・お花ピン
・正論くん

思い出ボックス
・へんしんパレット
・土星ウサギのボールペン
大ハッピー時計
(ひみつ道具)
・おくれカメラ
バタバタフライ
・結びの糸
石ころ帽子
ミチビキエンゼル
タイムカプセル
変身ドリンク
・ペン型の道具は多数
タイムマシン
【似ている理由】
・タイザン5先生がドラえもんを意識
・家庭問題にもスポットライト

可愛らしい絵柄に楽しそうな道具に読み始めはタコピーの原罪をドラえもんのような感覚で読み始めました。

救いのない数々の展開に一度は挫折しかけましたが、読む手は中々やめられませんでした。

それぞれの登場人物が自分の中の負の感情に向き合う場面を読んでいくと…

ふと、ドラえもんと同じように変えるために必要なことは道具ではなく人との繋がりと気づきました。

タコピーの原罪ではドラえもんのようなコミカルな雰囲気ではなく家庭の闇にも触れた陰鬱な作品

ただただ救いのない展開にしたいのではなく、しっかりと自分を変えることの大切サを伝えてくれています。

2つの作品を読み直してみると新たな発見があるかもしれません。

それぞれの作品のメッセージを汲み取れるように再度、振り返ってみたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

タコピーの原罪公式サイト

【この記事を書いた人】

Ami

Ami(あみ)です。
当オタク情報サイトでライター兼アシスタントを担当をしております。
現在大学生で将来に向けてスキルを身に着けようとライター修行中です!

大好きなアニメ・漫画・声優・ゲームについて発信させていただいております。

かわいい女の子が大好きでかわいい女の子が出ているアニメ・ゲーム・漫画が大好きです!
(好きな作品)
・ごちうさ
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年齢:19歳(もうすぐ20歳)
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ライター歴:1年

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