2026年1月14日からアニメ3期の放送が開始する【推しの子】
原作でも話題になったスキャンダル編では特に有馬かなに注目が集まっているようです。
かなの行動によってアクア&ルビーの極秘情報だった生い立ちまで明かされてしまい…
アニメではどのように描かれるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで原作やドラマ展開からアニメでの改変の可能性などについて考察してみましたので、よろしければ最後まで読んでみてください。
・【推しの子】スキャンダル編のかなへの反応まとめ
・【推しの子】スキャンダル編のアニメにおける改変の可能性(考察)
【推しの子】スキャンダル編で有馬かなが話題に!
【推しの子】スキャンダル編では公私ともにボロボロのかなの行動があまりにも暴走してしまい…
大きな話題となり注目を集めてしまい、原作では批判的なものも多かったようです。
うわあ。頭弱い。。既婚者と寝ること自体に罪悪感ないだけでもう庇えないでしょ。しかも、物語的に軽率さに反省するかもだけど、自分のそういう頭の弱さはずっと据え置きだろうな。きもちわる
引用元:[第百一話] 少年ジャンプ+コメント
また、一緒に頑張っているB小町のメンバーや事務所の社長のミヤコへのことを考えていない様子に嫌悪感を抱くコメントもあります。
重曹ちゃんなぁ…ここまで女優としてのこと、その次にアクアのことしか考えられてないならアイドルはやめた方がいいと思うよ
引用元:[第百一話] 少年ジャンプ+コメント
女優に釣られ枕仕掛けて思い留まる理由はアクアってあまりにも他のメンバーに失礼
一方、ドラマでは改変されたことで彼女が精神的に弱っているところをつけ入れられたという被害者の立場でした。
実写版の推しの子、マジで原作で批判の多かったスキャンダル編を有馬かなにヘイトが向かないように軌道修正してるの凄い。大筋は同じだけど印象がまったく違う。
引用元:X
原作とドラマで大きく印象が異なるのでアニメがどうなるのか気になる方もいらっしゃるようです。
今度アニメでやるスキャンダル編、原作では重曹ちゃんに非難轟々だったけどどうするんだろうなあ ドラマ版は展開を改変して純粋な被害者に..
引用元:X
そこで次の章ではアニメでのスキャンダル編がどうなるかについて考えていきたいと思います。
【推しの子】アニメスキャンダル編はどうなる?
アニメではスキャンダル編はどのように放送されるのでしょうか。
まずは原作とドラマでの展開についてまとめていきます。
【推しの子】アニメスキャンダル編はどうなる? ①原作展開
かなの行動に対して多くの批判的な意見が出てきた原作では次のように物語が進んでいきました。
・アクアからの拒絶から自分のキャリアに悩む
・先輩からの危ない食事会に参加
・島監督と連絡先を交換
・2人での食事に行く
・仕事場と聞いてマンションに行く
・勘づいたものの枕を覚悟する
・行為は拒否したものの一晩過ごす
仕事も上手くいかずに恋愛面でもどん底で頭が回っていない様子のかな
引き返すチャンスはいくつもあったはずなのに都合の良い方にドンドン流されていきます。

スタジオと思っていた場所がマンションで妻も不在…
知った時点で事務所に連絡すると伝えられればと、読者目線では思います。

けれでも、かなの立場で簡単に仕事がもらえるかもと思ったら、ついつい飛び込んでしまう可能性は誰しもあるのかもしれません。
せめて枕営業を拒否して、すぐにマンションを出ていれば「仕事の話をしていた」ということに週刊誌にも説明できたかと思われます。
結局は一晩、監督に語り続けるかなの芸能人としてのプロ意識の低さが露呈してしまいます。

そして、アクアのことばかりでB小町のメンバーや社長のミヤコへの配慮が全く描かれず彼女の自己中心的な様子が協調されました。
これらのことが相まって原作におけるスキャンダル編のかなの行動には批判的な意見が集中しました。

悪い方向へと進む彼女を直視できませんでした…
【推しの子】アニメスキャンダル編はどうなる? ②ドラマ展開
基本的に原作の大筋は変えないもののドラマにおいて次のような改変がありました。
・新作の台本でかなを仕事場に誘い出す
・到着して仕事場がマンションと発覚
・ロビーで待つと話すかなを強引に連れ込む
・行為を拒んですぐに部屋から脱出
アクアからの拒絶によって頭がほとんど働いていないところに先輩からの危ない食事会に誘われます。

食事といいながらもお酒が登場する飲み会で危うく吞まれそうになります。
何とか監督の登場で飲酒せずに済むのですが、映画の台本というかなが喉から手が出るほどほしい芝居の仕事をちらつかせます。
その日の流れで仕事場に連れて行かれた上にだまし討ちも同然でしたので、かなは被害者という印象になりました。

原作から大筋は変わらないものの彼女への批判はほとんど集まらず、どちらかといえ芸能界の若者の搾取という闇を描いています。
かなの芝居への本気度も精神的な脆さも危うさも上手くバランスが取れたものだったように感じます。
ただ、実写ドラマ&映画は原作の内容を絞っていて、スキャンダル編の島監督はその後一切登場しません。
原作では映画「15年の嘘」の制作許可を勝ち取るまでのアクアと五反田、そして鏑木Pの戦いが丁寧に描かれています。
こちらもドラマでは多くのシーンがカットされています。
ドラマ&映画の時間に収めるために原作の一部のカットは必須で、大筋を変えないものの自然な流れになるように改変が行われた模様
結果的にドラマ展開では原作ファンからも改変に好意的で、かなに対しても批判ではなく擁護よりの意見が多くなったと思われます。

「かな、逃げて~!」と叫んでしまいました!
【推しの子】アニメスキャンダル編がどうなるのか考察
先ほど原作&実写におけるスキャンダル編の展開について説明しました。
上記を踏まえてアニメで、どのように放送されていくのか考察していきたいと思います。
結論からいうと、おそらく原作の大筋は変えずに追加映像&改変が行われるのではと考えています。
そのように考える根拠としては、次のようなものがあります。
・1&2期で追加映像を効果的に使用
・改変によりヘイトコントロールが可能
それぞれ説明します。
アニメスキャンダル編がどうなるのか考察 ①1&2期で効果的な追加映像の使用
アニメでは1&2期ともに追加映像を効果的に使用していました。
1期ではルビーが体を動かす喜びを知って覚醒して見事なダンスを見せるシーン
前世のさりなのときは病気により車椅子生活だった彼女にとって激しい動きに戸惑い立ち止まります。
アイの言葉で勇気をもらったルビーはダンスの楽しさに目覚めてキラキラと輝きます。
原作においても名シーンでしたが、アイの幻想とともにルビーが躍る様子を描いたアニメオリジナルシーンが加わり…
見ていてワクワク感が止まらなくなるほどの高揚感だったことを覚えています。
また、2期では2.5次元舞台「東京ブレイド」の冒頭部分が追加されていました。
そのことでミュージカルや舞台の知識が少ない視聴者でも2.5次元舞台のことをすんなりと理解できました。
アニメでは原作の世界観を大事にして、作品の魅力をより伝えるために効果的にアニメーションを追加しています。
スキャンダル編では、かなだけではなくアクアの行動にも批判が集まっています。
そのような行動を取ってしまった背景などを視聴者が納得できるようにアニメオリジナル映像が追加されるのではと考えています。
アニメスキャンダル編がどうなるのか考察 ②改変によりヘイトコントロールが可能
原作のままでは、かなだけではなく作品に対する風当たりが強くなる可能性が高いです。
実写ドラマのように改変を施すことでヘイトコントロールができると思われます。
島監督とかなの交流に関して、原作ではかなの対応の間違いが目立ちましたが…
ドラマでは彼女が考える時間がないままに島監督のペースに呑まれてしまいました。
おそらく島監督が映画で出ることがないからこその大胆な改変ができたのだろうと思います。
アニメではもう少し原作に近づけるのではと予想されるので、実写化ほどの改変は難しいかもしれません。
それでも原作ほどの彼女がどうにかする部分を減らして、力を持った大人のずるさに落ちざる負えない展開にする可能性が高いと思われます。
改変により作品のメッセージである10代の揺れ動く心情と芸能界の闇の恐ろしさが視聴者に伝わるのではと期待感が高まります。
【推しの子】アニメスキャンダル編についてまとめ
ここまで【推しの子】スキャンダル編がアニメでどうなるのかについて考察してきました。
最後に次のようにまとめます。
【原作の流れ】
・アクアからの拒絶から自分のキャリアに悩む
・先輩からの危ない食事会に参加
・島監督と連絡先を交換
・2人での食事に行く
・仕事場と聞いてマンションに行く
・勘づいたものの枕を覚悟する
・行為は拒否したものの一晩過ごす
【ドラマの改変】
・新作の台本でかなを仕事場に誘い出す
・到着して仕事場がマンションと発覚
・ロビーで待つと話すかなを強引に連れ込む
・行為を拒んですぐに部屋から脱出
【アニメの展開(考察)】
・原作の大筋は変えずに追加映像&改変が行われる
〈根拠〉
・1&2期で追加映像を効果的に使用
・改変によりヘイトコントロールが可能
アニメ3期は原作にて物議を醸したスキャンダル編がメインに入ってきます。
見たいような怖いような不思議な感覚ですが、芸能界で生きることのリアルを知るチャンスともいえます。
原作を忠実に展開していきたいのか、ヘイトコントロールを重視するのか、気になるところです。
アニメがどのように進んでも冷静な気持ちで見守りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【この記事を書いた人】



コメント