第161話においてカミキとの決着をつけようとアクアは自らの命をなげうとうとしている【推しの子】の原作漫画ですが。
崖からカミキと共に落ちたアクアの安否を心配している読者も多いのではないのでしょうか。
アクアが生きているかどうか、無事であってほしいと願いながらも不安が募ります。
そこで今回はアクアが生きている可能性について考えてみたいと思います。
これまでのアクアの復讐に対する完璧な計画や生存している理由も含めて私なりに考えてみたので、よろしければ最後まで読んでみてください。
【推しの子】アクアは生きているの?
【推しの子】アクアは生きているのかについて非常に気になります。
アクアはカミキとの決着をつけるに至るに当たって、アイを失った日からずっと自分を削り続けていました。
そして、復讐を遂げるために完璧に整えていました。
まずは、アクアがどのような計画を立てていたのかを調べていきます。
アクアの完璧な計画について
アクアの完璧な計画とはどのようなものだったのか、原作を振り返ると次のことを徹底しています。
それぞれ説明します。
アクアの完璧な計画 ①幼い頃の完成した筋書きを実現可能になるまで待つ
実はアクアは子供の頃に既に復讐の筋書きは完成させていたのです。
奇跡が起こらない限り実現不可能だったため、大きな行動は取っていなかったようです。
おそらくですが、あかねに出会った頃から事態に急変が起きたのでしょう。
理想のカードが揃ったことで自分達の出自というアイの命を賭して守ったものを世間に公表する暴挙に出ます。
五反田監督や鏑木Pなど企画を通すプロ、あかね&かな&姫川大輝など演技の実力者達と沢山の協力者により映画「15年の嘘」を実現させることができました。
この映画「15年の嘘」は復讐の最終形と思われましたが、実はこれもアクアの復讐の筋書きの一部でした。
アクアの一番の目的はカミキが逆上して揉み合った末の転落死というシチュエーションを作り出すことだったのです。
カミキが生きている限り、ルビーの命が脅かされる危険性が続いてしまいます。
それを完全に断つためにはカミキをこの世から抹消しなくてはなりませんが、アクアが手を下すとルビーが犯罪者の妹になりアイドル生命が危ぶまれます。
ルビーの夢を潰さないためにアクアはカミキをおびき寄せようと映画を作り、2人の対峙が自然となる状況を作り出したのです。
アイのことを暴露してルビーが激高した際に“自分がいなくなった後も芸能界でルビーいきるために必要だった”と話しています。
ルビーのアイドルとしての夢を理解していたからこそ、彼女の経歴に傷をつけないように実現出来るかを慎重に見極めていたのでしょう。
後戻りできないというのも自分の命さえも道連れにする覚悟の上だと分かると、アクアが復讐の計画を完璧に練っていたことが伝わります。
アクアの完璧な計画 ②自分以外がカミキに手をかけないように誘導する
さらにアクアは自分以外がカミキに手をかけないように関係者たちの行動を誘導しております。
カミキの存在を知って行動を起こす可能性としてルビー・壱護・あかねが考えられます。
アクアは彼らがカミキに近づかないように復讐から遠ざけていました。
アイの残したDVDを見て改心したかのように見えたカミキを追いかけようとしたルビーを呼び止めて「ルビーの復讐は終わった」と強調します。
アクアからのこの言葉とミヤコからの温かいお迎えによりルビーはアイドル活動に力を特に入れるようになりました。
ルビー自身、復讐などとても向いていないのでアクアからの言葉にホッとしたのではないでしょうか。
さらに自分の手で制裁してやると血走っていた壱護もルビーがアイの夢を引き継ごうと頑張る姿にB小町のマネジメントに専念し始めます。
壱護がドーム公演に向けて仕事に精を出す様子にアクアがホッとした表情を見せていたのは、復讐から遠ざけられたことに安堵したからかもしれません。
あかねはアクアを凌ぐ分析力と推理力を持つため、最も人間関係を断つのが難しかったかと思われます。
先にカミキに辿り着いてしまったあかねは自分で決着をつけようと行動を起こしています。
そのことで2人は決別してアクアはあかねを危険から遠ざけられると考えていましたが、映画撮影などどうしても復讐に関わり続ける状態でした。
二ノを確保するためとはいえルビーの変装をして囮をするのは本来アクアも望んでいなかったと思います。
ただ、カミキは二ノ以上に危険なのは確かで、あかねをカミキから遠ざけるにはルビーの警護を頼む以外に見つけられなかったのかもしれません。
アクアはあかねが傷つくことももちろん恐れていますが、手を汚すこともいとわない姿勢の彼女の女優としてのキャリアも守りたいのではと思います。
アイの命を奪ったとはいえ復讐をすれば犯罪者になることには変わりないので、手にかけるのは自分以外に決してやってほしくない…
そんな強い意思にアクアの優しさが感じられますね。
カミキとともに崖から落ちていったアクアはお腹にも自らナイフを立てています。
アクアの安否が心配ですが、彼の生きている可能性について理由とともに考えていきたいと思います。
アクアが生存していると思われる理由について考察
アクアが生きているのかどうか…
次のような理由から彼は生きているのではと思われます。
それぞれ説明します。
アクアが生きていると思われる理由 ①生きるための理由
アクアが生きている可能性が高い根拠として、彼には生きるための理由が沢山あることが挙げられます。
カミキとの会話の中でアクアは自分の希望を語っていました。
もしアイとは不慮の事故や難病などによる別れだったら、アクアは復讐に身を投じることなく悲しみを乗り越えて沢山の希望のために努力していたかもしれません。
復讐の中でも育ての母みやこ、ルビーを守ってくれたあかねの恩も忘れないアクアの心の奥底には温かい想いが溢れているように感じます。
アクアはルビーの一番の夢を見届けることさえも捨てて、カミキと崖から落ちていきました。
ただ、これだけやりたいことがあるアクアは本心では生きたい気持ちでいっぱいなのではないでしょうか。
この生きたい気持ちがアクアの命を繋ぎ留めてくれるのではと期待が高まります。
アクアが生きていると思われる理由 ②アクアが医師だった
さらにアクアは前世で医師だったことも生きていると思われる理由として考えられます。
前世で産婦人科医だったアクアは出産の際の手術の経験や知識が豊富と言えます。
アイがナイフで襲われた際にも傷の状態を瞬時に把握できたことからも体の理解のレベルが一般人とは異なります。
これらの知識を駆使して、カミキを欺きながらも生命も維持できる切り方をしている可能性があります。
ルビーの命を脅かす危険性を絶対に消したいアクアは確実に実行しようと考えているので、少なくとも即死になるような切り方は避けていると思われます。
その切り方がアクアの命を救ってくれるのではないかと希望的観測を持っています。
アクアの生存の可能性についてまとめ
ここまでカミキとともに崖から落ちたアクアの生存の可能性について考えてきました。
最後に次のようにまとめます。
自分の命を賭けてでもルビーを守りたいという意思を貫いたアクア
ただ、ルビーを始め、彼を大切に想う人達は同じようにアクアの幸せを願っているのです。
アクアの安否について心配になる気持ちは尽きません…
無事を祈りつつも今後の展開を見守っていきたいと思います。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
【この記事を書いた人】
コメント