映画「15年の嘘」の撮影も終了して束の間の休息を楽しむアクア達を描いた【推しの子】
ここから先は黒幕カミキヒカルへの復讐へと進むかと思ったら、アクアの夢の中でゴローがもうすぐ消えてしまうかもしれないと…
アクアが「有馬かな」をずっと思いを寄せている事実もサラリと判明して、衝撃を受けた読者も多いのではないでしょうか。
かな推しの私は大歓喜でしたね!
今回の急展開にこれからのアクアと「かな」の関係の行方はもちろん、ルビーの想いはどうなるのかも非常に気になりました。
そこで、この記事では今後の2人の関係やルビーの気持ちの決着について私なりに考察してみたので良ければ読んでみてください。
アクアとかなのルートが確定!?
第150話ではアクアと「かな」のルートが確定かのような展開がありました。
まずは第150話の内容を簡単にまとめます。
アクアは夢の中でゴローと会話しています。
彼は以前から自分の中の境目が分からなくなってきたと話しているので、前世のゴローの記憶や魂が混沌としているのでしょう。
難病のさりなを救えなかったゴロー・目の前で襲われたアイに何も出来なかった幼いアクア…
どちらも絶望の中で生きるためのある種の力になっていたのかもしれません。
今、大人に近づいたアクアにとっては復讐だけに生きていいのか改めて考える時期が来たとも見えます。
ゴローはさりながルビーとしてキラキラしたアイドルとなった姿を見られて報われたのでしょう。
ただ、アイを襲ったカミキヒカルは現世で生きています。
さらにゴローがかなのことを指摘された際には、少し鬱陶しそうにしていました。
図星だったことがうかがえます。
本当はかなに年相応の恋心を抱いていたこともかなからの好意も気づかないフリをし続けたのでしょう。
アクアとしての人生を復讐だけで埋めてしまって良いのか…
そんな思いもあってゴローはアクアにカミキヒカルへの復讐をどうするのかの決断を託したのだと思います。
目覚めたアクアは一人称が「僕」と変化したので、アクアとして考え込んでいるのだなと感じました。
一方、かなも自分自身に問いかけます。
あかねからの発破という応援をもらい、改めてアクアとの出会いを振り返ります。
憎くてしょうがなかった子役時代から努力も重ねて成長したアクアに恋に落ちたときの嬉しさを思い出します。
アクアが自分をどう思っているのかまでは自信がないようでしたが…
自分からメッセージを送り、アクションを起こそうとしています。
今までの恋に臆病なかなにとって、大きな一歩を踏み出したように感じました。
今後、2人の関係はどうなるのでしょうか。
続いてそのことについて考察していきたいと思います。
アクア・かなの告白後の二人の関係はどうなる?
アクア・かなの告白後の二人の関係はどうなるのでしょうか。
これまでの物語からお互いが意識していることは確かです。
あかねやMemちょなど第3者から見てもアクアがかなに好意を持っていたと話していますしね。
第150話は「かな」がアクアに送ったメッセージは素っ気ないものですが…
「自分を受け止めてほしい」と心の中では言っているので、かなから告白するような予感がします。
夢の中での会話のように復讐のみに囚われる人生のままに対して迷いが出てきているアクア
そもそも壱護が心配していたようにアクアの心は崩壊寸前です。
元々は優しい性格なので復讐などは向いていないアクアをゴローは心配したのでしょう。
このまま復讐に対する決断をしない状態では、告白に対しても真正面から受け止められないかもしれませんが…
もし復讐の着地点を見つけた場合や復讐心から解放されたときは、「かな」の告白を受け入れる可能性が高くなるのではと思います。
ただただ…やはりスムーズに事が進むとは思えないのも確か…
カミキヒカルの存在が大きな不穏をもたらす可能性は否めません。
才能に恵まれながらも今ひとつ爆発的に売れるチャンスを掴めていない「かな」
鏑木Pは壱護にかなを天才役者として売り出した方がいいと勧めたことがあります。
おそらく壱護はアイをトップアイドルへと導いた敏腕さでかなのことも押し出せると思います。
かなの存在を知ったらカミキヒカルも興味を示して接触する可能性も出てきます。
そのピンチにアクアが駆けつけるような展開があったら2人の仲はより深まりそうですね。
一度、惚れ込んだ相手にはトコトン尽くしそうなかなは、アクアの好みのサラサラなロングヘアにするのではとも想像していしまいます。
アクア・かなのルートが確定するとルビーの想いはどうなるの?
恐らくアクア・かなルートが確定すると思われます。
そこで気になるのはルビーの想いはどうなるのかです。
あかねは発破をかけているものの完全にかなを応援しているので、2人が付き合うことをむしろ喜ぶように感じます。
ただ、ゴローがアクアの中から消えてしまうとなると、ルビーの想いが報われないのではと心配になります。
「ゴローにトップアイドルになった姿を見てほしい」という気持ちは、どんなときも嘘じゃない本当のルビーだったはずです。
本当にこのままゴローが間もなくいなくなるとすると、ルビーはどうなってしまうのでしょうか。
ここでは、そのことについて考察したいと想います。
ルビーの想いはどうなるの? ①ゴローのことを理解して見送る
一つはゴローのことを理解して見送るという可能性です。
しっかりとアクアを通してゴローのことを伝えて、ルビーが気持ちを整理できるまで向き合うというのが前提条件です。
ゴローがずっとさりなのことを考えていたこと、そばで見守っていたこと…
それでもゴロー自身は復讐心を象徴するものだとすると、復讐に突き進むことになるとアクアが本当に壊れてしまうかもしれない
もちろんルビーはゴローがずっといてほしいと願っていますが、せめてアイをも超えるアイドルになった姿までを見届けて欲しいのだと思います。
それさえも待ってくれないとう展開はルビーも受け入れるのに時間がかかるかもしれませんが…
アクアが壊れてしまうこともルビーは望んでいないとなると、辛いですがゴローのことを見送るという選択を取るのかもしれません。
第2話で映画撮影後のインタビューの際にルビーは、世界で一番信頼できる人と話しながら「おにいちゃん」と呼びかけています。
アクアを兄として呼ぶときは「お兄ちゃん」で、ひらがなで声をかけるようになったのはアクアの前世がゴローと分かってからです。
このとき既にゴローが離れてしまうことを理解しているのだとすると、とても切ない気持ちになるとともにルビーの健気さが伝わってきます。
ルビーの想いはどうなるの? ②ショックを受け闇落ちする
もしかすると、ゴローが消えることにショックを受けるあまりに闇落ちしてしまうのではとも思います。
実はルビーはゴローの無残な遺体を発見してしまったときに復讐を決意して闇落ちしたことがあります。
初恋のゴローにスターになった姿を見てほしいという気持ちはルビーのアイドル活動の原動力の一つです。
生まれ変わったのにゴローに二度と会えないという事実に絶望してしまいます。
復讐をするために嘘をもいとわない姿には見ている方も胸が痛くなりました。
最終的にアクアの中にゴローが生きていることを知ったことで闇落ちから回復することができました。
ただ、今回は立ち直るきっかけになったゴローが消えてしまうとなると、ショックは果てしないと思います。
これからはずっと隣にいてくれると思ったゴロー、時間はハッキリしていませんが近いうちにいなくなってしまうのだけは確かのようです。
映画撮影後のインタビューで一番信頼できる人として「おにいちゃん」と呼んだルビー
このときのルビーはアクアの中からゴローが消えてしまうことを知っているのでしょうか…
もし知らずに無垢な笑顔を向けているのだとすると、これからを受け入れるまで相当な闇落ち状態が起きてしまう可能性は高いように感じます。
ルビーの想いはどうなるの? ③闇落ちしたルビーが危険行動を取る
ショックを受けたルビーは闇落ちして落ち込んでしまうでしょうが…
ゴローの無念を晴らすべく周囲をも巻き込んでなりふり構わない時期があったルビー
そのことを踏まえると闇落ちしたルビーが危険な行動に手を出してしまうという可能性も考えられます。
ゴローが消えても結婚したいほどの強い想いはルビーの中で消えることはないと思われます。
元々、現世では双子の兄妹なので法律上難しいですが…
そうなると、せめて他の誰かのものにならないでほしいという気持ちが芽生えるかもしれません
ただ、現段階ではアクアとかなのカップル成立が濃厚に見えます。
それまで善い人が強い恋心によって狂うことは度々起こりえます…
アイの熱狂的ストーカーも推しよりも強いガチ恋な気持ちを利用されてしまったのでしょう。
万が一、このことをカミキヒカルによって嗅ぎつけられたら、ルビーを唆したりでもしたら…
かなに危害を加えることに手を貸してしまうという恐ろしい行動にでてしまう可能性もあるのではないでしょうか。
アクア・かなルートの今後とルビーについてまとめ
ここまで第150話からアクア・かなルートが濃厚と考えられ、2人の今後やルビーの想いがどうなるのかについて考察しました。
最後にこの記事についてまとめます。
アクアとかながお互いに好意を持っていることは確実のようですね。
2人が上手くいくと嬉しいと感じながらもルビーの想いもゴローに届いてほしいとも思います。
まだ復讐に対するアクアの決断もハッキリしていないですし、カミキヒカルや彼の周囲の動きも今ひとつ見えていない状況…
このまま皆が報われるという展開を期待しつつも二転三転しそうな予感もします。
今後のストーリーにも目が離せませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【この記事を書いた人】
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