映画【きみの色】とても良い映画でした。
映画を見て【きみの色】のファンになった方もたくさんいらっしゃるでしょう。
私も映画を見てファンになり、小説も読み、まだまだ【きみの色】の余韻に浸っております。
そんな私ですが、実は映画を見ていて疑問に感じたことがありました。
トツ子の通う虹光高校のモデルになった学校ってあるのかな?
なぜトツ子はミッション系のスクールに行ったのかしら?
これらについて同じように思った方もいらっしゃるかと思います。
そこでここでは、虹光女子高等学校のモデルのとなった学校はあるのか?
トツ子は何故ミッション系スクールである虹光女子高等学校に通ったのか?
こちらを調査いたしましたので紹介いたします。
【きみの色】トツ子の通う高校のモデルはどこ?
トツ子の通う虹光女子高等学校のモデルは神戸女学院大学であることが分かりました。
このように神戸女学院大学のおしらせのページに記載されています。
劇中のシーンも掲載されていましたので、同じ場所を並べてみました。
劇中の映像と実際の中庭の作り、校舎のデザインが一致しています。
中庭がこんなにステキな学校はとても羨ましいです。
これだけ環境が良い大学なら、学生のキャンパスライフも充実することでしょう。
こちらの神戸城学院大学は、2018年8月公開の『センセイ君主』という映画にも使われておりました。
自分の通っている学校が映画やドラマで使われていると思うと自慢したくなるのではないでしょうか。
私なら得意げに自慢してしまいます。
webオープンキャンパスも拝見しましたが、『推せる大学』として推せるポイントを伝える『推し事。』の活動をしているところも映画やドラマで起用される理由なのだと思いました。
インスタグラムも拝見しましたが、こちらも様々な『推しスポット』が紹介されていて、とても興味深い施設もたくさんありました。
公式HPから、webオープンキャンパスを見ることができますので、ぜひ訪問してはいかがでしょうか?
次にトツ子は何故ミッション系のスクールに通ったのでしょうか?
こちらの疑問について次の章で紹介いたします。
【きみの色】トツ子は何故ミッション系のスクールに通っていたのか考察
まずはトツ子がキリスト教に興味を持ち始めた理由から考察します。
思えば街で目にする修道女たちの楚々としながら美しくストイックな姿に惹かれていたような気もしたが、トツ子自身もきっかけがわからないうちに引き込まれ、夢中でキリスト教を学んだ。
小説 きみの色6ページより引用
トツ子は楚々な修道女に惹かれているようにも思えますが、はっきりとした理由がわからずに引き込まれています。
私も修道女って清らかで美しいイメージですね
きっかけがわからないが、それでも引き込まれるところを見ると、トツ子は好奇心旺盛で、夢中になりやすいタイプなのかもしれません。
では次に虹光女子高に通う経緯と理由を紹介します。
中学に入ると近所の教会のミサに通うようになり、入門講座を受講後に、中学二年生の五月に洗礼を受けてキリスト教徒になっている。だから高校進学に際して大きな決め手となったのは歴史あるカトリックの女学校であることだった。
小説 きみの色 7ページより引用
中学に入ると近所の教会のミサに参加しています。
このことから街で見かけた修道女というのは中学入学前と考えられます。
キリスト教に興味を抱いたのは小学生の頃か、またはそれ以前の話だと思いました。
もしかしたら時間の経過ではっきりとした理由がわからないのかもしれません。
幼いころにキリスト教に興味を抱き、熱心に学ぼうとする姿勢が、歴史あるカトリックの虹光女子高校に入学する理由だと思いました。
【きみの色】トツ子の通っていた高校についてまとめ
ここまでトツ子の通ってる虹光女子校のモデルとなった学校とトツ子がミッション系スクールに通う理由を紹介してきました。
一覧にまとめるとこのようになります。
映画【きみの色】の舞台は長崎県佐世保ですが、虹光女子校が兵庫県西宮市にある神戸女学院大学がモデルであったのは驚きでした。
webオープンキャンパスで拝見しましたが、とてもステキな施設や敷地があり、ドラマや映画でも使用される理由がよくわかりました。
トツ子のミッション系スクールに通う理由もトツ子の人柄が出ているように思います。
キリスト教を知る最初のきっかけは曖昧でしたが、自分の興味のあることに真っ直ぐ歩む姿は、とても共感が持てました。
これが後にシスター日吉子と出会い、大学進学して修道女でありながら教師の資格を取得を目指すことになるのですから、トツ子とキリスト教との出会いは運命的なものだと思いました。
映画では描かれていないところが小説には描かれています。
モデルとなった学校や地域を知り、小説を読んで映画を見るとまた違う【きみの色】に出会えると思います。
まだ上映していますので映画【きみの色】を見てはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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